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残念な親

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チリ太郎の通っていた地元の個別指導塾ですが、1月の時点で退会手続きのタイミングを逃したため、チリ太郎は2月も週3日(4コマ)の通塾を続けました。
と言いましても、もう中受用の4科である必要はないため、空いている先生の都合で数学、国語、英語などに振替えてもらいましたけどね。
中受専門の大手集団指導塾なら、遅くとも2月末には自動的に退塾になるのではないかと思いますが、中受専門ではない塾ではタイミングを見計らって退塾手続きをしなければなりません。

それで、さすがに3月の通塾は必要ないだろうと考え退塾の意向を伝えました。
結果、「最後に担任の先生と面談を行ってから手続きを」ということになり、受験直前にもなかった面談を2月半ばというタイミングで実施することとなりました。

アポ取りの時から担任の先生にしきりに言われたこと。

担:「いやぁ、チリ太郎君、頑張りましたよー!」

青:「あっ、はい。ありがとうございます。」

素直に頑張ったと言ってやれない自分。
なぜかと考えたのですが、自分の中に、

「一般的な水準からすればチリ太郎は勉強時間が明らかに少なかった方だし、もっと頑張っている子の方が多かったはず。」

という思いがあることに気づきました。

その思いが邪魔をして素直に

「ええ、本当に頑張りました。」

と言ってやれない自分。

個別指導塾の担任の先生と話をするうちに、

「もしかして、チリ太郎はチリ太郎なりにものすごく頑張っていたのでは…。見てくれていた先生がそうおっしゃるのだから…。そのことを自分も妻も認めてあげられていないのかもしれない。」

と気づきました。

ちょっとだけ、いや、かなり、自分自身にがっかりしました。
これは本当にまずいことです。

子供は子供なりに精一杯頑張っていたのに、親は「まだ限界じゃない。世間と比べれば頑張っていない」と言って努力を認めないなんて…。

個別指導塾の先生からは、これまでのチリ太郎への指導報告と併せ、チリ太郎の成長を考えた際の今後の課題をいくつか共有いただきました。

〇計算力が少し弱く、単純計算のトレーニングを嫌がる
算数から数学に移行した際、数字を移項したり代入したりするところで正確さが求められますが、そこで躓かないか不安とのことでした。
チリ太郎は算数は得意教科だったのですが、Z会ではトレーニング系の教材にも取り組んだものの、サピックスの基礎トレのようなトレーニングは全くやりませんでした。
そういう点が躓きの元になるかもしれないというのは少し慎重すぎるかもしれないものの、プロのアドバイスとして謙虚に受け止めなければなりません。

〇自己採点と答え合わせを嫌がる
これが一番の心配事だそうですが、小学生のうちは個別指導塾でも定着させることができなかったとのことです。
中学高校の学習は基本的に自分で進めるので、自己採点、答え合わせが自分でできるようになれないと非常に不安であるとのこと。
確かにチリ太郎は答え合わせが嫌いです。私も家庭学習ではほとんど諦めていました。
中受はそういう学習の基礎みたいなものを無視して、次から次に新しい問題に取り組むことで学力を上げていったのですが、中高6年の長丁場、どこかで学習の基本サイクルを身につけなければなりません。

〇理社には結構穴がある
理社の重要事項でも思わぬところに知識の穴が見受けられる。中受は教科の中の総合的な力で乗り切れたが、中高に進む上でもう少し「なぜ」という興味を引き出せたらと思う。
これも大いに思い当たります。わかっていたけど目を瞑った部分です。知識に穴があっても総合的に最低限の点は取れていたため、あまり煩いことは言いませんでした。
ただ、私は「基本事項だからとにかく暗記だ」というやり方は好きではないので、今さらですが、中学の授業を受ける中で興味を持ちながら知識をアップグレードしていってもらいたいです。

たった15分程度の面談でしたが、「本当にチリ太郎のことをよく見ていてくださったのだな」と思わされる時間でした。
親に対してはあまり手厚いサポートという感じの塾ではなかったのですが、チリ太郎に対してはその時にできる指導をしっかりしてくていたと知り、改めて

「この塾に通わせて良かった。」

と思いました。
そして、その裏返しとして

「自分がチリ太郎のことをしっかり見ていなかった」

ことを反省しました。

中学受験は勉強をしていた時間だけを指すものではありません。
例えば、勉強をしていない時間に、
「やらなきゃ、でも力が出ない」と葛藤したり
「なんでわかってくれないのか」と親とぶつかったり
ただぼんやりと、将来のことを考えてみたり
勉強時間ではありませんが、そういう時間も含めて中学受験であるはずで、子供はそうした部分も含めて全力で取り組んだはずです。

理解していたつもりですが…
そういうことに思いを馳せることができない親は、残念な親ですね。

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