先日、妻とチリ太郎を連れて青ティの実家に帰省しました。
いつものことながらチリ太郎は歓待され、加えて中学進学のお祝いなどもいただきました。
しかし…、予想していたことですが、帰省中の母との会話では多少のすれ違いが発生しました。
モヤモヤ①
チリ太郎の志望校はかなり前から伝えてあったのですが、今回の帰省時に併願校も含めた具体的な受験校を知りたいというので教えました。
母:「チリ太郎が受験してダメだった『ツクコマ』というのは、あれかい? あの悠仁様が進学するとかいう…。」
青:「あー、あれはね、筑波大学付属高校だよ。別の学校。」
母:「やっぱり難しいんだねぇ…。」(←ほぼ聞いていない)
青:「えっ、筑駒の話だよね?! そりゃ関東最難関だからね。在籍生の半分近くが東大に進学するような学校だから。」
母:「悠仁様の学校は難しいのかい?」(←一応区別できていた)
青:「どうだろう。偏差値的には筑駒とは差があるけどね。仮にチリ太郎が受験したらという話なら、同じ国立だから私立とは違う難しさがあるかもしれないね。」
当然のことながら、関東の学校事情には疎い上、気にするところがワイドショーレベルです。(親子なので青ティも同じなのですが)
偏差値によるレベル分けも理解していないのに、国公立と私立の受験の違いを話すわけにもいきませんしね。
モヤモヤ②
母:「チリ太郎の合格した駒場東邦も難しかったんでしょ。」
青:「まあ、偏差値的には足りていたと思うけど、さすがに本番は緊張したみたいだよ。1発勝負だからね。」
母:「この辺でいえば、〇×高校みたいなものかねぇ…。最近、進学実績がよいみたいだから。」
青:「うーん、そうねぇ…。」
その○×高校は中学募集もしており、四谷大塚の偏差値で見ると「60ぐらい」の学校なんですね。
私、調べるまでもなくそんな気がしていたのです。
だからといって、
青:「ちがうよ! ○×高校なんて中学入試偏差値で駒東の5ポイントも下だよ! レベルが違いすぎるし、東大合格者数だって…。」
なんて自分で自分が恥ずかしくなるので言えません。
だいたい、地域性(学校の数や受験熱)などが異なるものを比較することに意味はないのです。
私の田舎は公立校優位の地域であり、頭の良い子はほとんど地域の公立トップ校に進学します。(東大合格者上位校も公立校が多いです。)
中学の時点で私立に進学する子は…、お嬢様学校に入れるご家庭の子ぐらい。
そして、高校の時点で私立に進学するのは…、出来が悪すぎて公立高校に進学できない子。
そんな地域、多いですよね。東京や都心部だけが特殊なのかもしれません。
そんな地域ですので、私立学校だからといって東京の学校と同じ土俵では比べられませんよね。
(先の四谷大塚の偏差値も地域が異なれば全く比較対象にならないと思います。)
チリ太郎の努力の成果である中学受験を、その凄さを、なんとか母にも理解してもらえるとよいのだけどなぁ…と思って少しモヤモヤしました。
(韓流ドラマばかり見ていないで、「二月の勝者」でも見てくれていれば話も通じやすかったのですが…。)
まあ、なんといいますか…。
関東の難関校程度では、田舎のおかんには響かないわけです。
そのレベル、そこに至る努力とか、なかなか伝わらない。
もう、チリ太郎には大学受験で田舎のおかんでも凄いと実感できる学校に行ってもらうしかありません。
それまで、母には元気で生きていてもらいたい。
いや、6年といわず、ずっと元気でいてもらいたいですけどね。