ブログなどで拝見している限り、2022年受験組の皆様も中学進学に向けた準備を着々とされておられるようです。
これは、仮に地元公立中学に進学するのだとしても同じことで、学校見学やら制服採寸などはもう終わっていて、どのご家庭でも必要な準備に取り掛かっていることと思います。
しかし、先が気になって仕方がないのは大人の特性なのかもしれませんね。
子供には子供の時間の流れというものがあるようです。
つい先日、
青:「チリ太郎、小学校のランドセルどうする?」
チ:「ん?!」
青:「このホームページに載ってるみたいにさ、最近はリメイクしてくれるんだよ。おとさんは財布とかパスケースみたいな実用品にリメイクしてくれるこのお店がいいと思ってて、おかさんはミニランドセルみたいな記念の飾り物みたいなのがいいって言ってるんだけどさ、チリ太郎的にはどっちがいい?」
チ:「うーん、まだよくわからないなぁ。」
青:「でも、こういうのって早く予約しておかないと順番待ちになっちゃうみたいだし、使わなくなったら場所をとるよね。」
チ:「そのままでさ、よけておいたらいいんじゃない。」
青ティ、完全に空回り。
大人の思考は
ランドセル4月から要らない→場所をとるから速やかにリサイクル→必要なら早めに予約しておく
という具合に先回りして無駄なく行動しようとします。
しかし、チリ太郎の中では、まだそういう気持ちにならないということです。
ランドセルにめちゃくちゃ愛着があるというわけでもないでしょうが、子供の気持ちがちゃんと切り替わるまで待つのがよさそうです。
こういう例は他にもあります。(いずれも我が家の例ですが)
青:「チリ太郎、中学に入ったら電車通学だし、自分用のスマホとか必要?」
チ:「うーん、4月になってしばらく通ってみたらでいいかな。」
青:「それまではスマホとか持って行かない感じ?」
チ:「うん。」
また別の例として
青:「チリ太郎、中学生になったらお小遣いが必要かな?」
チ:「もらったことないからわからないなぁ…。」
青:「そういえばそうだね。じゃあ、いくら欲しいとかわからないよね。」
チ:「わからない。」
という具合に、中学入学に向けた準備という面では空回りしっぱなしです。
しかし、冷静になってみるとチリ太郎の感覚は普通とも言えますよね。
どれも、今確実にやっておかなければいけないことではありません。
大人も暇だと余計なことを考えがちです。
大抵のことは、成り行きで大丈夫なのかもしれません。