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知らなかったなぁ

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先日、チリ太郎の学校の保護者会に行ってきました。年度中2回目となる保護者会です。
今回は秋に行われる修学旅行の旅程の説明が結構大きな連絡事項で、その他はいつものように学年行事などをまとめたスライドショーの上映(といっても、毎回気合が入っていて20分ぐらいありした)や、学年主任からの学年の様子の説明で終了しました。

その後、各クラスに移動して担任の先生を交えたルーム説明&保護者間の懇親が行われ、今回、私は最後までちゃんと参加しました。

その中で、1つ大きな発見というか、知らなかったことがあったので記事にしてみたいと思います。

私は毎年、チリ太郎の学校の体育祭の記事を書いていますが、同校の体育祭はほぼ生徒で運営され、赤・白・黄・青の4色のチームで6年間同じ色に所属する点が特徴です。
それで、各色の最上級生になりますと、「四役」という役職(団長、副団長、応援団長、副応援団長)を担い、その四役を筆頭に最上級生がチームを引っ張るわけです。

この四役、私はずっと、先輩からの指名で決まるものだと思っていました。
ずっと同じ色ですから、1つ上の先輩も後輩のことは熟知していますし、「来年はお前にまかせた!」的に決まると思っていたのです。
しかし、実際には違っていました。
それはある日の何気ない会話で知ったのです。

青:「チリ太郎、体育祭も終わったばかりだけど、来年の団長とかってもう誰か決まってるの?」

チ:「ああ、ちょうど今、四役選挙をやってるね」

青:「えっ、指名じゃなくて選挙なの?!」

考えてみたら、四役はチームのヒエラルキーのトップであり、中高5年を過ごす中で「6年になったら四役をやりたい!」と思う生徒が複数いても不思議はありません。
それで、その四役選挙のことが学年主任からのお話とか、ルームでの保護者間の話題で出てきたわけですが、これが実に熱いというか、青春というか。

選挙システムは救済的なシステムが無い方法でして、1つの役で立候補して落選したから他の役にスライド当選できるわけでもないようです。(これだと有力な人材が無役になってしまう可能性がありますが、そこは目を瞑りましょう)
ですので、思わぬ対抗馬が現れて、思わぬ落選に直面してしまう生徒もいるようなのですね。

皆、私などが想像するよりも熱い気持ちで立候補しているようで、落選した生徒の落ち込みようというのもかなり大きいみたいなのです。
ある者は人目もはばからず涙し、同級生に慰められ、先輩からも声をかけてもらったりして…と。

それで、お母さま方に聞きますと、この選挙では「過去の活動実績」なども当然生徒達は知っているわけですが、意外と「スピーチ」が決め手になるようなのですね。
高校生なので当然、「普段仲良くしている」とか「同じクラス、同じ部活の」みたいな情的な繋がりもあるわけです。
しかし、「選挙」となり「人を評価する」となると、皆思いの外冷静で客観的な視点から投票するようなのです。
まあ、そんなところがチリ太郎の学校らしいなと思ったのですけどね。
社会に出て活躍する人たちって、評価に情を持ち込まない人が多いですよね。そんなエリートたる資質の片鱗が、高校生の頃から見られるということです。

まあしかし、唯一無二ということはありませんが、学校の活動の中に随所に教育的に優れている点が隠れていますよ、チリ太郎の学校は。本当に良い学校だと思います。

チリ太郎も5年になる今年、修学旅行に行きますが、その行き先も生徒で企画プレゼンした結果選定された2コースから選ぶのですから。
こういうやり方をしている学校が無いわけではありませんが、一方で、私立学校でも生徒の思いと関係なく、抗議船に乗せられてしまう学校もあるわけです。
そういう学校と比べれば、「教育」に対する姿勢が全く違うと感じさせられます。

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