チリ太郎は2学期の期末試験を終え、恒例の長い試験休みに入っています。(実質早目の冬休み状態)
チリ太郎の2学期を振り返りますと、中間試験の成績は今までよりほんの少し悪かったかなという印象。
期末試験の結果や2学期の成績はまだ出ておりませんが、どうなることやら。
おそらく、総合すると中の中という感じに落ち着くのだと思います。
親としては「もっとやれるはず」という気持ちもありますが、一方で、やる気が芽生えるまで待つ従来のスタイルを崩したくもありません。
実は、テストの結果よりも気になったことがあります。
それは、試験週間の過ごし方ですね。
チリ太郎は従来から、試験期間もほとんど勉強しないスタイルなのですが、そのようになってしまう理由が気になりました。
青:「チリ太郎さん、試験期間中全然勉強しないけど、明日は試験日でしょ? 何の教科なの?」
チ:「えーとね、後で調べます」
青:「いやいや、普通スケジュールは事前に把握するけどね、心配だから。前日の段階で明日の試験内容を知らないなんて、よく平気でいられるよね。」
チ:「あっ、スケジュールをメモったやつがどこかにいっちゃったなぁ」
青:「そんな状態でどうやって試験勉強するの?」
チ:「試験勉強といっても…、何をやればいいのか…。」
青:「まあ、一般的には教科書やノートを読み返したり、暗記が必要な教科はそれをしたり。そうじゃないものは問題集をやってみたり」
チ:「そう言われても…、教科書使ってない教科もあるし、教科書もノートも学校に置いてきてるし…」
青:「普通は試験週間だけ持ち帰るのだと思うけどね」
チ:「しょうがない、やることがないから課題でもやっておこう」
青:「課題は課題でちゃんとやりなさいよ」
というのが定番のやりとりで、試験週間にやる勉強がいつもの課題(溜まった宿題)という状況。
普通は課題を全部こなした上で、各試験の対策勉強をするものですけどね。
信じられない話ですが、中学2年生にもなって
「定期試験の試験勉強の仕方がわからない」
と言うのです。リアルにわからないみたいです。
中学入試の勉強をしていた頃、いろんなブログを拝見する中でこんな意見を目にしたことがあります。
「最近の子は小学校から塾に入り、中高でも難関大学を目指して塾に通いという具合で、与えられた環境で勉強している。だから、自分で勉強方法を創意工夫する意識に乏しい」
まあ、チリ太郎の中受の時はドップリ塾の指導という感じではなかったのですが、勉強の仕方が受動的というのは間違いないですね。
ここまで受動的だと、本当に誰か指導してくれる人がいないことにはなかなか動かないです。
待てない親なら
「再度塾にでも入って少しは勉強の仕方を学んできなさい」
となりますが、そうはしたくないので待っています。
中高一貫校に入れたのは、そうした自発的な成長を待つための「時間」を得たかったからでもあります。
ですから、中高一貫校に入れておいて焦った行動はしたくないです。
ただ、もしチリ太郎の成績が顕著に落ちてきてしまうようなら、私もどこまで我慢できるか自信がありませんね。
中高一貫校では、中学2年以降の勉強は少々難しくなるなんて話も聞きますし、大丈夫かなぁ。