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夏の課題の後始末

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チリ太郎の2学期が始まりました。

いろいろあった夏休み…。
最終的に、チリ太郎は夏休みの課題をやり切ることができませんでした。

8月の半ばに声掛けをした時点で薄々わかっていたことではありますが、大人の私からみて、「これぐらいの量ならヤル気次第でやり切ることができる」と思いました。
しかし、そこから毎日1時間程度は課題に取り組むようになったものの、そんなぬるいペースではとても間に合いませんでした。

私は公立校の出身なのですが、夏休みの宿題は「計画的に」とは言えないものの、何とかやり切っていました。(記憶から消えているだけで、もしかしたらできなかったものもあるかもしれません)
一方で妻の方は…

妻:「私は自慢じゃないが、夏休みの宿題は提出した試しがなかったね」

青:「えっ、そんな人いるんだ。自分がちゃんと提出していたから、他の人もちゃんとやるのが当たり前だと思ってたよ」

妻:「別にできなかったわけじゃないんだよ。宿題の計画を立てるのはむしろ大好きだったのだから」

青:「いやいや、そんなところ強調されてもね…。でもさ、始業式の時に『宿題提出してね~』ってなるから、やってないと困るじゃん」

妻:「普通にスルーだよ。やってないんだから」

青:「えっ、それで済むんだ。過剰に恐れてたのかなぁ」

妻:「長期休みの宿題に限らず、普段から提出物を出さなかったからなぁ。私は美術が得意だったんだけど、そのせいで成績はめっちゃ悪かったからなぁ、得意だったのに」

青:「普通はそこで反省するんだけどね」

妻:「まあ、そんな過去の話は当然チリ太郎さんには言えないわけだが」

青:「そりゃそうだ。どの口がという話だよね」

そんな正反対性格を持つ夫婦の間に生まれたチリ太郎は、両親の特性を受け継ぎ…

・宿題をやり切れなくても焦ることがない
・最後に追い込もうという根性も見せない
・一方で、宿題をやらずに済ませようとも思っていない
・むしろ、「宿題は残さずやるべき」と思っている

みたいな感じに、矛盾を抱える中2生。

表面の態度だけ見ているとヤル気が無いように見えますし、期限が来てもマイペースを崩さないので真面目さに欠けるというようにも見えます。
小学校時代も含め、昨年までは親がアレコレと世話を焼き、なんとか期限までは間に合わせていましたが、今年はそこまでしませんでした。

私立学校であっても、提出物を真面目に出さなければ評定に響きます。
高校受験が無いとはいえ、妻のように評定に影響が出ても平気というのでは困ります。

ただ、正直に言ってしまえば、夏休みの課題をやらなかったとしても、評定に響きはするでしょうが、チリ太郎の学力にはあまり影響しないように思えます。
もちろん、数学の問題や英語の問題を解くわけなので、学力面ではやらないよりやった方がよいのですが、チリ太郎はそうした家庭学習や補修的な学習より、授業で多くの知識を身に着けているタイプなので、授業に参加できているうちはあまり崩れないと思います。

そうすると、夏休みの課題をやる意義として残るのは

・決められた期限を守る
・望ましい生活習慣を保つ

といった生活指導や道徳寄りの目的ということになりますよね。

個人的には、私はこうしたことを教えるために「是が非でも課題をやり切りなさい」というのは、小学生ぐらいの子に対する指導ならともかく、中学生に対する指導としてはどうかなと思うのです。
そんなこともあり、今年の夏は「課題をやり切る」ということに対して、そこまで厳しい態度を取りませんでした。

その代わり以下のことは伝えました

・提出物を期限に出さないと評定が悪くなることは覚悟する必要がある
・一般的に、決められたことをやらないと課題を出した側は「やる気がない」「舐めている」と感じる
・大学とか社会人とか、段階が上がるにつれて、そうした心象みたいなことが重要になる
・なぜなら、皆が「やって当たり前」になるから
・社会に出れば、そうしたことをきっかけに不当な扱いを受けることもある

親としては少々甘いかなぁと思うのですが、チリ太郎にはこういう伝え方の方がよいかなぁと思ってそうしています。

チ:「あの、学校行ってみたら、社会の課題も出てたみたい。」

青:「おいっ!」

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