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声を届ける

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中高一貫校はそろそろ期末テスト期間に入っているはずです。
チリ太郎の様子を見ていると、イマイチだった中間テストから「巻き返すぞ!」という意気込みは見られません。
しかし、以前よりは勉強しているようには見えます。

定期テストなるものを1度経験してペースがわかったからだと思いますが、少なからず

「もう少しやらないとやばいな」

という思いがあるようです。

自分の思うような成績になるよう、少しずつでよいので勉強量や勉強方法を微調整していってもらいたいものです。

最近、チリ太郎と話をしていて、以前より成長しているなと感じることがありました。
具体的エピソードが無くて申し訳ないのですが、「言葉を受け止める素地が備わってきた」というのでしょうかね。
1年前、中学受験期も同じように日々勉強をしていたわけですが、そのときは

「今こういう話をしても、チリ太郎にはあまり響かないだろうな」

ということが多くて、私自身、チリ太郎に伝わる言葉を選んで声掛けをしていました。

例を挙げるなら、

「努力は人を裏切らない」

「親のためにやるんじゃない、自分のために勉強するんだ」

みたいな言葉があると思いますが、こういう言葉が伝わりやすい子、伝わりにくい子がいます。また、伝わりやすいタイミング、そうでないタイミングというのもありますよね。

当時のチリ太郎はこういう観念的なフレーズ、また、情緒的なフレーズというのが伝わりにくい子でした。
個性とか、成長の早い遅いによってそういうことってあると思います。

あれから半年たち、チリ太郎と話をしている中で、

「ああ、今ならあの時言わなかったことも伝わりそうだな」

という感触がありました。
人間というのは成長するものですね。

そんな懐かしさに耽りつつ、中学受験に臨む小学6年生への声掛けというのは、微妙な時期過ぎて実に難しいものだなと改めて思います。

これから先、

季節講習で
模試で
本番で

親御さんから様々な声をかけてあげると思うのですが、相手は子供なので、「かっこいい言葉」よりも「伝わる言葉」を選んであげてくださいね。
(もちろん、そういう私の言葉も、本当にチリ太郎に届いていたのか知る由もありませんが…。)

ちなみに、私はチリ太郎に声掛けをするときは、先に述べたような「観念的、情緒的」な言葉を極力排して、

言うなれば、
「心に届く言葉よりも知的に認知できる言葉」を選んでいました。
私的には、それがその時のチリ太郎に最も届きやすい言葉であると思ったのです。

そんなふうに、子供に届きそうな言葉を考えるのも、親の楽しみといえます。

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