少し前の話になりますが、先日、夜寝ておりましたら、隣で寝ていたチリ太郎がムクリと起き上がりました。
結構しっかりと起き上がったので、
青:「どうした?」
と声をかけたところ、周辺の布団を手で探りながら、
チ:「無い、ないな…」
と言うので、
青:「何か探しているの?」
と問いかけたところ、
チ:「まあいいや…」
と言ってパタリと眠りにつきました。
それから30分して、もう1回同じことが起こりました。
青:「なんだろうね? 寝ぼけてたのかな」
妻:「多分ね」
青:「夢で何を探してたのかな?」
妻:「ホント、どんな夢見てたんだろうね」
翌日の朝、チリ太郎に聞いてみたのですが、
チ:「えっ、覚えてないなぁ」
とのことでした。
夢を見た覚えも無いそうです。
まあ、不思議な話でもなんでもありませんが…。
私も気づいていないだけで、どんな寝相なのかは自分ではわかりません。
誰にとってもよくある話なのかもしれません。
我が家の場合、家族で川の字になって寝ているので、誰かに何かあれば、その他の家族が気づきます。
チリ太郎ももう中3ですが、川の字で寝るのが当たり前という環境で育ち、ずっとそのままです。比べる他者もいないとなれば疑問も持たないのかもしれません。
詳しい統計があるわけではありませんが、もしかしたら青ティ家の常識は世間の非常識である可能性はありますね。
不都合に気づかない非常識なら、ずっとそのままでいたいのですけどね。
しかし、寝ているときも起きているときも、私から見るチリ太郎は10年前と全く変わらず
「可愛い我が子」
です。
一人息子だからでしょうかね、自分の中で我が子の可愛さが衰える気配がありません。
そんな我が子だからこそ、家の外でも家の中でも、なるべく近くで見ていられる環境が幸せな環境です。
今の家はチリ太郎が生まれたときから住み続けている家で(もっといえば、妻と結婚したときから住み続けている家です)、かなり手狭です。基本的に家族の距離が近くならざるを得ないのですが、「私の方は」一向にかまわないわけです。
もともと、私はそうした家族が身を寄せ合って暮らす家というのが好きですので、お金が無くてボロくて狭い家に住んでいるというのもあるのですが、「好きでそうしている」とも言えます。(強がりでしょうか…。)
しかし、ここ数年で何度か考えがよぎることがありました。
チリ太郎も中3ですし、そろそろ家族で適切な距離感を持つ必要があるのではないか?
それ以降、ずっと心の片隅にはその思いがあり、何かのきっかけがあれば住環境を変えたいというふうに思ってはいました。
妻にはそれを伝えてきたつもりですが、妻は腰が重い人なので、住み慣れた家を離れるなんて、よほどのきっかけがなければ無理という印象でした。
青ティ家は近々引っ越します。
そのことは、追々記事にしたいと思っています。
自称「教育系ブログ」なので、住まい探しのブログにならない程度にしたいと思いますが、実際には「子の成長」と「住環境」は密接に関連していますので、できればそういう切り口になるようにしたいなと思っています。