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見えないヤル気を疑わない

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ここのところ、仕事で気が滅入ることが多く、

青:「なんもいいことないなぁ…」

という日々を送っていたのですが、先日、久しぶりに心沸き立つことがありました。チリ太郎関連で。

(遡ること1週間前の話ですが…)

私の個人メールには知り合いからのメールが届くことはなく(お知らせしていないので)、様々なサービスに登録した際の業者からのDMしか届きません。
そのDMにはチリ太郎が中学受験した際の名残が多く残されていて、早稲アカや四谷大塚→東進ハイスクールからのメールが定期的に届きます。

それで、東進からの「全国統一中学生テストの締め切り迫る」というDMを見て思い立ちました。

青:「チリ太郎、全国統一小学生テストは好きだったよなぁ。中学生テスト、勧めてみようかなぁ」

そのことを妻に話してみたら、

妻:「鉄緑を辞めて、今もあんなに勉強しないチリ太郎だよ。嫌がるんじゃないかなぁ」

なんて言われました。

でも、私はちょっと違う印象を持っていました。

小学4年生の時、折込チラシで見た全国統一小学生テストを紹介したとき、チリ太郎は迷わずに「受けてみようかな」と言いました。
その時私は、

青:「あっ、この子は『自分を試してみたい』って気持ちがあるのだな」

と感じました。
まだその頃は、チリ太郎も私たち親も中学受験などということは考えていなかった頃で、その結果を受けて進路の参考にしようなんて打算もなかっただけに、余計にそう思ったことを覚えています。

妻の意見は、それはチリ太郎が小学生でまだ幼く素直だった頃の話で、今は違うだろうという見解です。

でも、私はチリ太郎の本質的な部分はあまり変わっていないのではないかと思っていました。

果たしてチリ太郎の反応は…

青:「チリ太郎、小学校の時、全国統一小学生テストを受験したじゃん」

チ:「ああ、あったね」

青:「最近テレビCMでもやってるけど、中学生テストってのもあって、それが5/28に実施なんだよ。受験してみたらどうかな?」

チ:「どんな問題が出るのかな」

青:「まあ、中学生テストも学年別なんだけど、全学年統一部門ってのもあるんだよ。チリ太郎は中2だけど、公立校よりカリキュラムが進んでいる可能性があるから、全学年統一部門を受験したら面白いんじゃないかな」

チ:「そうか、ちょっと受けてみようかな。中3までの範囲が入るなら、予習とかした方がいいのかな」

という具合にあっさりと受験することを決め、以降は

チ:「数学はいいとして、英語はどのあたりまで範囲に入るのかなぁ。教科書の第2巻ぐらいは読んでおく必要があるかなぁ」

などと、少しウキウキしながらシミュレーションしていました。

チリ太郎がすんなりと私の提案を承諾してくれたこと
私がチリ太郎のやる気を引き出す提案をしてあげられたこと

とても嬉しかったです。
ただ、それ以上に、

チリ太郎が小学4年生の頃と同じように、純粋に自分の力を試すことを望んでいることがわかったことが嬉しかったです。

家では声をかけないと勉強はせず、そのことでよく妻と喧嘩をしているチリ太郎ですが、私はチリ太郎が怠けているとか、隙あらばサボろうとする子であると感じたことは一度もありませんでした。
確かに、「行動で示す」「行動に現れる」ということは重要なのですが、それが見られないからといって、その子の心の奥にあるヤル気まで疑う必要はありません。
私の中では、今も昔もチリ太郎は「静かなヤル気」をたたえている子です。

まあ、そんなに大層に喜ぶようなことでもないのですけどね。言っていることも大げさですし、そのことは自覚しています。

でも、親としてはこのうえなく嬉しい瞬間。
そういうのってありますよね?

今回はたまたま勉強とか学業に関連する事柄でしたが、子供が持つ無数の美点を失わずに成長してくれること。
それを確認できる瞬間が子育ての一つの醍醐味なのかなぁなんて思ったりします。

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