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考える子

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11月初旬、チリ太郎の学校で保護者面談がありました。
保護者面談は毎年この時期に行われるものですが、担任の先生と個別にお話しできる機会なので、なるべく夫婦揃って出席するようにしています。

とはいえ、高1のこの時期は進路の相談などをする人も少ないでしょうし、学業と日常生活に大きな問題がなければいたって平穏に面談が終了するはずです。

思い起こしますと、チリ太郎が中学生の頃は担任の先生に相談することも多かったです。
一番大きな心配ごとはクラスにうまく馴染めているか? トラブルを起こしたりしていないか? ということでした。
その点、中学校のときの担任の先生は、とても親身に相談にのってくださいましたし、チリ太郎への個別の声掛けなどもしてくださって、本当にありがたかったです。

チリ太郎は中学3年生頃から集団にうまく馴染めるようになってきたようで、高1の今は安定感も出てきました。
成績はあまり上下動無く、トップクラスではないものの、極端な苦手教科がありません。
多分、これは入学時からそうなのですが、授業を真面目に聞いているからだと思います。
生活面は、高校に入って夜寝る時間が遅くなってきているため、学校で眠くなったりしていないかが少し心配なところです。
あとは学校生活を楽しめているかですね。これは中学生の頃からの課題です。

担任の先生からお話があったのは、
・先日行われた外部模試(駿台模試)の志望校登録に関する本人聞き取り→これはいずれわかることです
・中間試験の成績状況と成績全般のお話
・その他、本人の学校生活の様子

といったところです。
模試の志望校登録の話はサラッと話しただけで、全く深堀していません。まあ、この時期は皆が似たような大学を仮登録していることでしょう。
中間試験の成績はさほど悪くなかったのですが、本人も「まあ、特に悪くはなかったかな」と言っていたので、そのことを先生に伝えました。加えて、家庭学習についても、学校の課題に限られるものの、中学生のときよりは頻度と時間が増えている旨を報告しました。

先生からチリ太郎の学校での様子を教えていただきましたが、まあ、「真面目」であり、クラスがザワザワしていても、先生が声をかけるとスッと聞く姿勢になる「素直な子」だとのこと。
また、生徒にその場で書かせる書類など、最後まで書いていたりするのを見るので、「よく考えている子」という印象があるとのことでした。

「真面目」というのはそうだろうなぁと思いますが、家では行動の切り替えなどはものすごく遅いので、そういうところを前向きにとらえて「よく考える子」という評価されているのかなと思いました。(軽率か慎重かで言うと、慎重な性格ではあると思います)

先生からすると比較的接しやすい生徒ではあるようで、先生のお話からはすこぶる信頼が厚い印象がありました。(嬉しい反面、少し買いかぶりすぎなのではないかと感じました)

面談はこちらから質問をしないとすぐに終わってしまいそうでしたので、私の方から
・家庭学習の取り掛かりが遅すぎるため、就寝時間が遅くなって心配であること(学校で眠くなってないか)
・数学や英語などの重要な教科は、もう少し力を入れて欲しいこと
を伝えましたが、先生からは、

「彼はよく考える子なので、先ほど私が説明したことをそのまま伝えてもらえれば、自分で考えると思います。大丈夫だと思います」

と半ば諭されてしまいました…。

実は、別日にもチリ太郎の学校にお邪魔する機会があり、とある教科担当の先生ともお話する機会があったのですが、ありがたいことにチリ太郎のことをよく見てくださっているようでした。

その先生も

「彼は真面目ですねぇ。提出物なんかで結構見所あるものを出してきたりするのですが、話すとまったく才能のキレみたいなものは感じさせない。いたって地味」
↑褒めているのか、ディスっているのか…。

でも、その口ぶりから、チリ太郎を評価してくれているのだなぁというのがわかりました。

チリ太郎、先生受けはものすごくいいみたいですね。
朴訥としていて要領が悪いのですが、根が真面目な性格であるところを先生方も感じてくださっているのでしょう。

私は中学受験の頃、チリ太郎によく「周りから応援される子でありなさい」と言っていました。時を経て、大人が思うようなキラキラした愛されキャラではありませんが、チリ太郎なりのやり方で父の思いを体現しつつあるのかもしれませんね。

大いに褒めてあげなきゃ。

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