先日の日曜日、今年度1回目となる駿台の全国模試(高1生)が行われました。
2年前だと思いますが、チリ太郎の学校の先輩から「高1になると外部模試で駿台模試を受ける。駿台模試はレベルが高くて難しい」というような情報を聞いていました。
ですので、てっきり学校の計画に組み込まれているものかと思っていたのですが、年度初めにチリ太郎がいくつか貰って来たプリントの中に、全統模試や駿台模試などの案内が混ざっており、つまり…、「任意参加」であることを知りました。
私は、チリ太郎は受験するかなぁ…、受験してくれるといいなぁ…と思いながら勧めてみたのですが、チリ太郎の答えは、
チ:「まぁ、いいかなぁ」
でした。残念!
駿台模試は世代のトップレベルが受験する模試であるようなので、
・どれぐらい難しいのかという興味
・難問に直面したときのチリ太郎の反応
・チリ太郎の立ち位置
などに興味があったのですが、任意参加なのに無理強いはできません。
私は未練がましく2回ぐらい確認しちゃいましたが、チリ太郎的には気が進まないみたいでした。
唯一の1日オフである日曜日が潰れてしまうことや、100分×3教科という負担感への拒否反応など、いろいろあるでしょう。
そういう事情で、実際のところチリ太郎の学校の同級生たちが駿台模試をどれぐらい受験したのかもわからずじまいです。(ブログネタ的にも痛い)
どうなのだろう…、今度の保護者会で先生に聞いてみようかな…。
チリ太郎に断られてみて、改めて、
この時期(高1)にハイレベルな外部模試を受験する意味って何だろう? と自問しました。
チリ太郎の学校ではもともとカリキュラムに組み込まれている外部模試もあります。
今回はそうした模試に加えて外部模試を積極受験するかという問題です。
生徒の立場に立ってみれば、そこまでの動機は見出しにくいのですよね。
高3の春なら必須でしょうし、高2の冬もある意味わかります。
一方で、高1の時点ですと大学受験を見越して云々という理由で語るには少々早いですし、本人のその時点での意識ややる気次第ですよね。
・他校のライバルも含めた中で自分の立ち位置を知りたい
・大学受験を意識し、ハイレベルな問題に挑戦してみたい
みたいなことが動機になり得ますが、こうしたことに高1の時点で興味が無ければ、受験の意味はありません。
そう考えてみると、チリ太郎の判断というのも意外と妥当なのかもしれないなぁと気づかされました。
私自身、チリ太郎が中学に入ったばかりの頃は、子の立ち位置みたいなものが気になって仕方ありませんでした。我が子の学習が順調なのかどうか、気になって仕方ないわけです。
ただ、中学の3年間を通じて、そういう思いはかなり薄まりました。
多分、チリ太郎の学習に致命的な欠点が無く、どちらかと言えば順調な方だと納得できたのだと思います。
もちろん、上を見ても下を見ても、そこはきりがありません。
親自身の基準の置き方も自分自身で調整していかなければならず、そこは「親が学ぶべき部分」なのだと思います。
私自身は中学の3年間の中で、「各教科の理解度に問題が無ければ(つまり、躓いていなければ)、概ね順調と思ってよい」という基準に落ち着きました。
そして、本人も親も「まあ順調」だと思っているのであれば、
高1の時点で自分の立ち位置をそこまで気にする必要がある?
ってことで、これは気にする必要が全くありませんよね。
外部模試、6,400円程かかりますので、節約になってよいです。
チリ太郎、何も考えていないようでいて、結果的に合理的な判断をすることが多いです。
親としては、勉強面についてはそうしたチリ太郎の感覚を信頼してよいかなぁと思っています。