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成長の過程に過ぎない

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我が家でサッカーに興味があるのは私だけです。
日本が快進撃を続けるW杯も、深夜にテレビ観戦しているのは私だけ。
(妻とチリ太郎は普通に寝て、ニュースも気にしていません)

昨日(本日?)、日本の決勝トーナメント初戦(vsクロアチア)ですが、結果的に惜敗だったものの、十分見ごたえのある試合でした。
結果については期待感の裏返しで落胆も大きかったのですが、少し時間がたつと、「でも、日本のサッカーも随分成長したな。それが実感できる試合だったな。」と思えるようになってきました。

W杯は4年に1度なので、国の代表の成長なんて10年、20年ぐらいのスパンで見ていないと感じられませんが、私は今大会の日本代表の快進撃はまぐれではないと感じました。
それは、上記のように10年、20年ぐらいのスパンで見て、

・代表選手にビッグネームがいないとは言われるが、皆普通に欧州のクラブに所属していたり、所属歴があったりする選手ばかり
・ひと昔前は基本的な実力不足を「決定力不足」とごまかしていたが、普通に点がとれるチームになってきた
・戦術的にも「弱者がとる戦法」ではなく、互角に勝負できている内容・戦術になっている

という具合に、実が伴っているからです。

期待していた分結果に対して何か言いたくなる人も出ると思いますが、まずは代表チームの健闘を称えたいですね。
そして、少し時間を空けたら代表チームの課題の整理に取り組むのがよいかと思います。

このブログは(雑談及び)教育ブログですので、子供の教育の方についても一言。

サッカーW杯を見て思うのは、皆、この大会に向けてチームを仕上げてくるわけですが、「その瞬間(大会)だけ見れば勝負ごと」で「結果が出ること」であるものの、前述のとおり、少し長い目で見ると「浮沈の過程」であるとわかります。(日本においては成長の過程と言えると思います)
中学受験や高校受験、大学受験も同じように捉えることができると思います。

即ち、その瞬間は目標の学校(大学)に合格するための勝負ではありますが、その結果とそこで得る経験はその子の成長の過程でもあるのです。
そこのところのバランス感覚を親は適切に持っておく必要があると思います。

分かりやすく言えば、「目先の合否に親がのめり込むべきではない」ということですね。
そのために時間とお金を費やしているので、親にしてもなかなか簡単なことではありませんけどね。

目先の目標に集中させるために、「ここが本番」「ここが本命」「大勝負」というように煽るケースもあると思いますが、個人的にはそうした声掛けも程々にすべきかなと思います。
確かに、受験の合否、入る学校によって人生は変わるのですが、そこを意識しすぎるとその反動で受験生のプレッシャーも大きくなります。
意識しすぎて(させすぎて)実力が発揮できなかったら本末転倒ですよね。

これは私もできなかったことなので、アドバイスでもなく、単なる理想論ですが…

・受験は行きたい学校への試験ではあるが、自分の成長過程を確認する場でもある
・人生の本番は大学受験よりもっと先にある
・大事なことは、目先のことに大勝負をかけることではなく、自分の課題を明らかにしながら成長を続けること

みたいな声掛けができればよかったなと思っています。

私の脳裏にあるのは、2月1日のチリ太郎の「ど緊張」した様子です。
私は特に煽ったりしていませんが、子供は子供なりに目標にしている学校の試験は本番と認識します。
あの緊張をあれ以上高めるような声掛けは逆効果になる可能性が高かっただろうなと思うのです。

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