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変に動かないこと

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12月に入りました。
中学受験生は2月1日を本番とすれば、あと2ヶ月ということになりますね。
埼玉受験までなら、もうあと1ヶ月程度です。

もし、中学受験の勝負の分かれ目のような時期を挙げろと言われたら、私は1つは夏休み後半から後期の始め(10月頃)までの期間、
そして、もう1つが正に今の時期、12月半ばから1月までの期間を挙げると思います。
塾やマンガの受け売りではなく、私が昨年のチリ太郎の受験を通じて感じたことです。振り返ったときに実感としてそう思いました。

前者は、塾のカリキュラムなど質と量がが後期に少しアップすることに加え、各種模試や選抜テストなどが重なるため、「夏休みのように『ひたすら頑張る』というわけにはいかない時期」であること。
後者は言わずもがなですが、本当の直前期にあたりますので体調なども考えながらの勉強が必要であり、加えて、親にも重要なミッション(入試申込などの事務)があり、家族全体の緊張度が高まる時期と言えます。

ただ、チリ太郎や我々夫婦がこの期間をうまく乗り切れたかというと、必ずしもそうでもなく、「まあ、大きな失敗はしなかったかな」という程度です。
親が下手に動いて迷走するというのが一番悪いパターンだとすれば、それさえしなければ成功だと思っておいた方がよいのかもしれませんね。

現時点で目標校に対して成績が足りていないご家庭は、「なんとか追い上げたい」という気持ちがあると思います。
しかしこの時期に入りますと、ある程度我武者羅にやっていいのは12月の中盤ぐらいまでで、そこから本番までは体調や精神状態を良好に保つことに専念すべきかなと思います。

昨年の今頃を思い出しますと、私自身はまだチリ太郎の第一志望への合格は「五分五分というところかな」という印象を持っていました。
過去問演習でそこまでよい成績が取れていませんでしたので、とても「いける」という感覚にはなりませんでした。
むしろ、「えっ、この時期にこんなもので本当に大丈夫なのかなぁ」という焦りの気持ちの方が大きかったかもしれません。

ただ、普通に考えれば、まだ2月1日まで2ヶ月程度の「成長期間」を残しているわけですから、12月より前に目標校の過去問で合格者基準(最低点や平均点)を超えられるなら、相当余裕がある方だと思います。
まあ、それぐらい子供って直前まで伸びるってことですけどね。親は不安でたまりませんが。

繰り返しになりますが、重要なのは、親が不安だからといって下手な動きをしないことです。
我が家はそれをしなかったのが良かったと思います。

上記のような状況で私の心の支えだったのは、今から思うと「併願校への自信」だったのかなという気がします。
第1志望校はそれなりに難しく、「余裕を持つ」なんてことは最後までありませんでしたが、併願で受験予定だった学校は過去問も早い段階で合格者最低点や平均点をクリアするレベルでした。
親である私は、「もし第1志望が思わしくなくても、この学校とこの学校あたりは大丈夫そう」と思えたので、気持ちを平静に保つことができましたし、むしろその安心感があったから、「第1志望の勉強に全振り」できたのではないかと思っています。

ですから、偉そうなアドバイスになりますが、
・親は受験全体を考える
・親が子供の勉強のことを考えすぎると良くないので、試験会場の下見など事前準備やサポートの方に力を割く

そんなことを心掛けて過ごす時期なのかなと思います。

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