中高一貫校に進んだチリ太郎の英語と数学を振り返ってみるシリーズ。
本日は英語です。
英語はチリ太郎の中高生活において最も心配している教科です。
数学とともに重要な教科である一方で、小学生のときの英語の成績はパッとせず、では先取り学習を熱心にしているかというとそういうこともやらせておりません。
まあ、日々不安は大きくなるばかりなので、英語だけは夏休みに何か対策を施したい気持ちがあります。
チリ太郎の英語の中間テストの結果は、壊滅的ではないまでも、確実に平均以下の部類です。
授業についていけないとか、英語が嫌いという様子はないのですが、テストではスペルミスでかなり失点しています。
この点については、
青:「英語の4技能である『聞く』『話す』『読む』『書く』のそれぞれの力のうち、書く力はもっとも最後に習得する課題だから、最初から完璧でなくていいよ。」
とチリ太郎に伝えています。
激甘です。
とはいえ、私は(数学と並び)英語に関しても得意教科であった記憶がなく、その道の専門家でもありませんので、その指導は完全に自己流です。
こうした指導でよいのかという点は非常に心配です。
ただ、英語は語学ですから、何か特別なセンスを要とするかというと、そういう教科ではないはずです。
つきつめていったときに、「習得のスピード」や「数か国語を操る能力」、「発音のきれいさ」などでセンスの差が出るとは思いますが、大学受験に必要なレベルまでは努力の量が比較的結果に比例する教科だと思っています。
私が課題だと思うのは…
「その努力のモチベーションをどう持たせるか」
という点です。
チリ太郎が
「〇〇大学に入りたい!」とか
「勉強で他の生徒に負けたくない!」とか
強い思いを持っていれば誘導は難しくないのですが、そうでない子に動機付けをするのは難しいです。
「英語って楽しいね」
「英語って役に立つね」
と思ってもらうのが最も望ましい方法ですが、
正直に言って、英語って特別楽しくないですよね。
「便利」と思う瞬間はあるかもしれませんが、普通に生活している中でそれを感じるのはかなり稀です。
あっ、そうそう、記事を書いていて私のことを思い出しました。
私は中高の頃、洋楽をよく聴いていて、歌詞やら発音やらをその曲の範囲でいろいろ調べたりした時期もありました。(得意ではないが、学習に繋がる接点はあった。)
今にして思うと、「〇〇の曲いいよね」という純粋な動機ではなく、「洋楽を聴いてる俺、かっこういい」という少々不純な動機であった気がするのですが、まあ、そういう動機でも学習には繋がる可能性があるわけですね。
ただ、チリ太郎に関してはそのように「自分を大きく見せよう」みたいな様子も見られないんですよね…。
チリ太郎の現状は、学校の課題を残さずこなすことで、最低限遅れずに授業についていっているという状況です。
できれば、あまりスパルタでないやり方で、チリ太郎に英語学習の動機付けをしたいものです。
それをするのに夏休みは最適な期間なのですが、なかなかよい方法が思いつかないのですよね。