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面談を機に

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先日、チリ太郎の学校の個別面談に妻といっしょに行ってきました。

チリ太郎のクラスの担任の先生とは私は初対面であり、妻は保護者会や希望者に対する面談で何度かお世話になっています。

面談内容は大きく分けて2つ。

・生活面
・学習面

について、先生からお話を聞けました。

生活面では、概ね学校の生活に慣れ、クラスメートともトラブル無くうまくやれているとのことでした。
とても落ち着いて、穏やかに過ごしていることが多いそうです。

2年生までは小さなトラブルもあったチリ太郎ですが、学年が上がるごとに落ち着いてきたようです。
これはチリ太郎の精神的な成長という面もあると思いますが、周囲も同じように大人になってきているということなのでしょうね。

チリ太郎は学校でのことはあまり話ません。
部活動や授業のことは少し話してくれますが、クラスメートとの関係性についてはほとんど話してくれません。

そういうこともあり、先生からうまくやれているということが伺えれば、それで良しとすべきかと思いました。
「もっと充実した」とか、もっと「生き生きと」みたいに、それ以上を求めるのは親のエゴなのだと思います。

ただ1点。
先生も忘れておられたのでそこまで重視していないのかもしれませんが、「遅刻」がしばしばある点については、家庭での生活管理をしっかりしなければいけないと反省しました。

チリ太郎を朝起こすのは私の役割なのですが、「ギリギリまで寝かせてあげたい」という甘い考えが遅刻の遠因になっていたと思います。
この点は私が反省し、面談日以降、「心を鬼にして」起こす時間を10分早めました。

鬼になってこの程度です…。

勉強の方は、中学1年の頃から「あまり心配していない」という総合評価に変わりありません。

ただ、今回は少し突っ込んだ話をしました。

先生の方からは、「数学で点が取れていない点が少し気になる。本人に聞いてみると、理解できていないわけではないようだが、綺麗な解き方など、自分の方法に拘って時間をロスしているようである。その点は、得点につなげるというのも大事な考え方だと指導しました」

との報告がありました。

私の方からは、

「英語の授業、テストの内容について、この内容で実力がついているのだろうか」と言っていたことを例に挙げ、本人なりに疑問に思っていることもありそうなことを伝えました。

チリ太郎は普段、何か聞かれたことには答えるようですが、自分から話をすることは少ないようで、先生は、

「へえ、そんなことを家で話すのですね」

と驚いていらっしゃいました。

また、「家庭学習を全くせず、定期テストもテストスケジュールを把握せずに受けている」ことも伝えました。

先生は定期テストの勉強はある程度取り組んでいると思われていたようで、

「それは少しもったいないですね」

とおっしゃっていました。

私自身は親の考えとして、家庭学習などは本人が必要と思うまでは見守る姿勢で考えていることを伝えましたが、先生のお考えは少し異なるようで、

「ある程度の範囲の復習などはご両親の介入があってもよい。反抗期でそれが難しいというご家庭も多いが、青ティ家はそうでもなさそうなので」

とおっしゃっていました。

この点についても、私は大いに反省すべきだなと思いました。

自主性に任せるというのは、場合によっては「放任」と同じになる危険性があります。
その子に合う方針、その子に合う声かけというものを真剣に考えた結果が「自主性に任せる」ということなのであれば放任ではないと思いますが、果たして私はそこまで考えたか?
まあ、親が手を抜こうが、子供は育ちますけどね。
でも、「自分自身が納得した子育て」というものを、もう少し考えてみようと思いました。

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