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倫理の時間

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先日、近所のスーパーに寄った際、入口で警察官やお店の担当者と思われる一団とすれ違いました。
お店の担当者が出口のところで地面を指さしているところを警察官が写真撮影していましたので、「ああ、事故か万引きがあったのだろうな」と思って店内に入りました。

※私は恥ずかしながら、大学生時に交通事故を起こし調書作成のために運転経路を警察官と一緒に回った経験があります。地点ごとに指さし写真を撮られたのですが、その記憶が蘇りました。

その後、店内で買い物をしていた時に、再度その一団とすれ違ったのですが、その店員さんが、「カゴをですね、こう入れ替えて…」というような説明をしているのが聞こえてきたため、

「ああ、事故ではなくて万引きだったのだな」

と思いました。

最近はセルフレジの普及などで万引きが増えているという話(ニュース)も聞きます。
本件は店員さんの説明していた内容から想像するに…

・店内で買い物をする際に、手に持ってレジを通過するカゴとは別に、店内に商品を入れたカゴを設置
・レジ清算後、買った商品を手提げに詰め、帰る足でレジを通していないカゴの商品もピックアップ
→店を出ようとしたところで御用!(その場所が店員さんが指さししていた場所)

という感じだったのだろうと想像します。

あの店員さんが、夕方のニュースの特集でやっているような専業の「万引きGメン」かどうかはわかりませんが、エプロンをした責任者らしき店員さんでしたので、犯人はよほど挙動不審な人だったのでしょうね。

さて、家に帰りまして私が見てきたことを妻とチリ太郎にも伝えました。

チリ太郎は一人で買い物をするという経験がかなり少ないため(そういうトレーニングを積ませなければと思っているぐらいです)、世の中にはそういうこともあるということを伝えておこうと思ったのです。

ただ、「万引き」という悪事(犯罪)を自分事として伝える上で言ったことは以下の事項だけです。

青:「今回捕まった人がどんな人かは知らないけれど、若者であれば、万引きで捕まって将来は台無しだよね。人生終わりとまでは言わないけれど、たかが数百円のものを盗んで被る被害はどれほどだろうね。」

そこまでしゃべって、

「ああ、万引きの種類にもいろいろあるとか、万引きするに至る心理にもいろいろあるとか、万引き被害を被るお店側の事情とか、いろいろ伝えたいことはあるな…」

とは思いました。

でも、チリ太郎の顔を見ていて、今はそこまでクドクド言う必要はなさそうだと思いました。

こういうことって、

「こういう観点からダメ、ああいう観点からもダメ、こういうケースもダメ」と「してはいけない理由」を多面的に説明した方がよいケースと、

昔ながらの方法ですが、「親が泣くようなことはするんじゃないよ」というようにシンプルに釘を刺すケースがあると思います。

受け取る側の素養とタイミングによると思うのですが、チリ太郎にはシンプルに伝える方が合っていると思いました。

まあ、こういうところの方針は、そのご家庭次第だと思います。
でも、そのご家庭次第なだけに、「どう伝えるのがその子にベストなのか」はよく考えて伝えたいなと常々思っています。

まあ、今時は学校でもいろいろ教えてくれるので、本当にありがたいことですけどね。

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