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怒りの出力調整

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チリ太郎にとって夏休み最後の日となった8月31日の夜のことですが、久しぶりに少し怒りました。その時点で夏休みの課題が完了していなかったからです。

数日前から「無理っぽい」ということは私も妻も、チリ太郎本人も思っていたところですが、確実に無理だとわかった時点でけじめのためにも叱っておかなければいけないと思いました。
私からチリ太郎に伝えたこととしては、

・夏休み期間中、要所で課題の進捗状況を確認してきた。そこから間に合わせるためのリスケジュールを提案したりもした。それでもやりきれなかったのは、チリ太郎の努力不足。
・夏休みに旅行を入れたりもしたが、課題未了という結果になってしまうと、チリ太郎が怠けるのを手助けしたことになってしまう。それはとても悲しいことで、本来は全力で避けなければいけない。
・現時点で間に合わないことは仕方ないとして、いつまでに完了させるかが重要。ここからのスケジューリングは、夏休み中のようにマイペースに組めるわけではない。

チリ太郎は神妙な顔で私の話を聞いて、直近の土日で課題を完了させる計画を立てました。

今回、私は「うまく叱れた」という手応えがありました。
自分で思ったようなテンション、出力で叱れたといいう意味です。

実は、仕事から帰宅する時点で妻からチリ太郎の様子を聞いていて、帰ったらまず叱らなければいけないと思ったのですが、そこでどんな風に叱るか考える時間があったわけです。
それで過去の自分を振り返ったとき、
「本来あるべきテンションに対して叱りすぎる傾向があるな」
と反省したわけです。

それは以下のようにエピソードを列記してみたり、仮のエピソードを考えてみたりして、どのテンションで怒るべき事例か格付けしてみたらよくわかります。

例)あくまでも仮のエピソードです

怒り度5:他人を傷つける。暴力を振るう
怒り度4:不誠実な態度
怒り度3:計画通りに勉強をしない。1ヶ月に渡るゲームのやりすぎ
怒り度2:不注意による失敗
怒り度1:テーブルマナー、直したい癖

こういうエピソードに対して、過去の自分がどう対処してきたかと考えてみると、「起こった事象に対して明らかに怒りすぎ」であったことが多かったことに気づかされます。

人間の「怒り」の感情は不思議ですよね。
うっかりすると、その時の最大出力で怒ってしまいます。
後から冷静に考えてみますと、

「そんなテンションで怒るようなことだったのか?」

となることばかりですね。
そう、だいたいはその直後に自分で気づいているのですが、何度も同じことを繰り返してしまうのです。

今回は自分が思った出力(3.5ぐらい)で叱ることができました。

目指す具体的な度合としては、

「ある程度心に響くよう強く叱るが、その後にチリ太郎が私に話しかけられないような雰囲気にはならない程度」

というところで、実際に、そんな加減で叱ることができたので、「延長戦の計画」を出させるところまで話し合うことができました。

今回の件を通じて、今後の子育てにおいては、「怒りの出力調整」を意識しようと思いました。
「自分がMaxで怒るべき事項ななにか?」を意識するだけでもかなり違うと思います。

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