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部活動への期待

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駒場東邦中学の入学式が4/8でしたので、チリ太郎の中学生活は先週までに最初の1週間を終えたことになります。

数日はオリエンテーションなどに費やされたものの、もう教科の授業は始まっています。
また、最初の1週間の中で2日ほど、「部活動紹介」の時間が設けられたようで、チリ太郎はその日以降、体験入部などをしながら過ごしています。
仮入部届という書類もいただいてきたのですが、最初に体験入部した部では、「いろいろ見て回るなら、期間中ずっと体験入部という扱いで(仮入部はしなくても)構わない」と言われたそうです。
おそらく、仮入部届は「この部に入ろう」と決めた子が提出するのでしょうね。
ちなみに、体験入部の期間は5月まで続くそうで、入学段階で特に入る部活を決めていなかったチリ太郎にとっては大変ありがたいことです。

チ:「あの部も見たいしなぁ。あの同好会も体験に行っとかなきゃなぁ。」

などと、思いのほか積極的に見て回ろうと考えているようです。

公立中学出身の私の感覚ですと、
体験入部に必要な期間→1週間程度?
仮入部期間→様子を見るという意味では1ヶ月程度?
というのが妥当な感覚かなと思います。

時代もあると思いますが、「いろいろ見て回る」=「所属がいつまでも定まらない」ということで管理する側にとって心配な状態ですから、学校側としては、

「とりあえず1つは所属先を決めさせて、早く落ち着かせたい」

と考えるのが普通かと思います。
そうした点から考えると、部活動に関して駒東のゆとりを持った措置は破格です。
とてもありがたいです。

私の中学生時代のことを思うと、「中学校に入ったらこの部活に入るぞ」と決めている子は半分ぐらいいたと思うのですが、今の子たちはどうなのでしょうね?
私立学校の場合は「部」の他に「同好会」がある学校もあり、「掛け持ち」もよくあることらしいので、「これ」と決めて入学してくる子は意外と少ないのかなぁと思っています。

中学受験期に私が学校説明会などに参加した学校の中では、都立中高一貫校(公立中学等)と私立学校の部活動の在り方は少し異なるなと感じました。(説明を聞いた学校に限った話ですが)

凄く大雑把に言えば、

<公立中学>
・基本的に運動部がメインであり、文化部はメジャーなもの(吹奏楽部等)しか設置されていない。
・基本的に掛け持ちはしない。
・中高一貫校でも、中学と高校で部が分かれていることがある。例えば、「中学サッカー部/高校サッカー部」というように、別の部になっているケースがある。
・部活動の加入率は高いが、教育的な観点で「なるべく1つは入るように」という圧がかかっているようにも感じられた。

<私立中学>
・文化部が充実しており、種類が豊富。また、同好会などもある。
・中学と高校が同じ部に在席し、高校生が中学生を指導するスタイルをとっている学校が多い。
・どちらかと言えば、「入ったら楽しいよ」という雰囲気の学校と、公立と同様に「参加推奨」という学校に分かれる。駒東は前者っぽい雰囲気。

楽しい中高生活を送る上で、部活動は重要です。

ただ、学校説明会で

「わが校は部活動にも力を入れています。加入率、9〇%で…、みな生き生きと活動しています。」

と説明されたとしても、内実は微妙に異なります。(良い悪いということではなく、部活動の制度設計が微妙に異なるということです)

私は駒東のように、文化部が充実していて、掛け持ちOKで、中学生が高校生の指導を受ける、又は高校生が中学生を指導するという環境にすごく期待感を持ちました。
それがチリ太郎に合っているかどうかはわかりませんが、「その環境」でチリ太郎に成長してほしいなと思いました。

また、部活動に限りませんが、せっかく中高一貫校に入ったのですから、縦割りで活動する機会はなるべく多くつくってほしいと思っています。
中学生から見たら高校生なんて大人と変わらないように見えるでしょうけども、そこに交流があるというのはとてもよい刺激になると思うのです。

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