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書を捨てよテレビを見よう

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私は自分自身がテレビっ子でしたので、テレビは子供の成長にプラスに作用すると信じているところがあります。

私の生まれた昭和の時代は、「テレビは子供の勉強の妨げになる」と目の敵にされるようなこともありました。
でも、私自身はテレビに教えられ、テレビに育てられたという実感があります。

そんな私ですので、チリ太郎が家庭学習をしなかった日について、

ゲームや動画で時間を使い過ぎての場合は、絶対に勉強時間がゼロにならないように発破をかけますが、テレビを見ていて時間がなくなったケースでは、

青:「まあ、ジョーズのような映画をテレビで見るのも立派な勉強だよね」←先々週の昼、テレビでやっていたので一緒に見ました。

なんて大甘の裁定をしたりします。
(妻は怒っていましたが…。)

チリ太郎はもともとテレビをあまり見ない子ですので、ついていた番組を見る場合は少なくとも「その番組の内容に興味を持った」と判断できます。

私は

「子供が何かに興味を持つ」

という時間は最大限に尊重したいと思っています。
なにせ、何も知らない子供ですからね。
様々な情報に触れ、世の中に興味を持ってほしいのです。

世の中を知るという面では、テレビ番組は非常に優れた教材になりますよね。
旅番組とか、クイズ番組とか、情報系番組とか、いろいろありますから、自宅に居ながらにして遠方の情報、全く知らない情報を持ってきてくれるのですから。

そういえば、チリ太郎とテレビの関わりという観点では、
チリ太郎が興味を持つ番組も少しかわってきたように思います。

昔はバラエティ番組ならばクイズ番組を録画して見ていたのですが、中学生になってからは、TBSの「プレバト」をよく見るようになりました。
同番組は俳句とか絵画などの芸術分野を素人にもわかりやすく伝える面白い番組ですが、当然のことながら、先生の言っていることが理解できなければ面白くありません。
その点、チリ太郎もそうした先生方の解説などが少し理解できるようになってきたのかなぁと思っています。

また、先日は新しく始まったTBSのドラマ「石子と羽男-そんなことで訴えます?-」をつけていたら、ジーっと見ていましたね。
チリ太郎はこうしたドラマは全く見ない子でしたので、遅い時間のドラマでしたが、「興味があるなら全部見ていいよ」と伝えました。
私も妻も、中村倫也さんは結構好きな方なのでなんとなくつけていたのですが、チリ太郎が法律ものに興味を持ってくれたのならそれも嬉しいことです。
(同ドラマは今後、恋愛要素も絡めてきそうですが)

子供にテレビ番組を見せるとき、どうしてもNHKの教育番組であるとか、わかりやすく学びに繋がりそうなものを親は選びがちです。
しかし、テレビは「楽しいこと」が前提ですので、

ためになる番組に興味を持ってもらおうと努力するのではなく、興味を持ってくれた番組を学びに繋げる

方がよいと思っています。(あくまで私の考えです)

一見くだらなそうに見えるテレビ番組でも公共の電波に乗せる番組です。番組制作には意外と多くの人がかかわっていますし、それなりに何かを伝えたいという意図があったりします。

テレビっ子の私からすれば、どの番組もそれなりに見る価値のある番組です。

一番大事なのは、そういう番組を学びに繋げる親の存在ですね。そこを外さなければ、テレビ視聴は勉強の妨げどころか、勉強と同等の価値を持つはずです。

この点、私などは根っからのテレビっ子でしたので、テレビ番組を学びに繋げるよう誘導することにかけては自信があります。
一緒に見て、一緒に楽しんで、一言二言問いかければよいのです、

「よくこんなの探してきたよね。誰が探してきたのかなぁ」
「他にも似たような事例あるのかなぁ」
「このゲームをこうしたらもっと面白くなるのにねぇ」

何かを教えるのではなく、子供の興味を引き出すような会話ができれば、100の会話の中の1つでも、チリ太郎が思い出して自分で調べたり考えたりしてくれるかもしれません。
そんなことを考えながら、一緒にテレビを楽しんでいます。

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