先日、妻の会社で飲み会があるとのことで、チリ太郎と2人で夕食をとる機会がありました。
平日でしたので外食にするか何か買って帰るかの2択になるのですが、チリ太郎、この日は外食を希望。駅前のパスタ屋で落ち合うことにしました。
妻はチリ太郎と2人で外食することを嫌います。
なぜかと聞けば、
妻:「だって、チリ太郎は何もしゃべらないしゲームばかりしているし、せっかくの外食も気分が台無しだよ。」
とのこと。
確かに妻の言う通りで、普段、チリ太郎に何を聞いても、
チ:「いつもどおりです」「特に何もないかなぁ」「特にこれと言って」「うん、まあ」
ぐらいの返事しか返ってきません。
それはいつものこと。
でも、それって親が知りたり質問ばかりしていて、チリ太郎が特にしゃべりたくないことだからなんですよね。
私はいつも、チリ太郎と2人でいるときは、ゲームの話をしています。
チリ太郎、ゲームの話だけは聞いてもいないのにしゃべり続けますし、聞き手がわからないこともちゃんと説明してくれます。
私は、そこからうまく話を広げるようにしています。(まあ、簡単には広がりませんけどね)
妻は、
妻「そんな、自分がしゃべりたいことばかりしゃべられてもね。それじゃあ世の中やっていけないんだから。だいたい、なんで私が気を使って話題を選ばなきゃならないんだ。」
と渋ります。
でも、子供が話したいことを話せる場があるというのは重要な気がするのですよね。
本当は、共通の趣味などを持つ友達がいてくれるとよいのですけどね。
でも、親との会話だって、子供が気兼ねなく楽しく話せる時間があってもよいと思っています。(そもそも、会話すらなければ、子供の様子や心の内を推察することも難しいですから)
それで、夕食を終えて家までの帰り道。
かなり珍しいことなのですが、チリ太郎が学校でのことを話してくれました。
青:「2年のクラスはどうですか?」
チ:「うーん、結構うるさいね」
青:「騒がしいってことかな? まあ、元気があるクラスみたいでいいね。チリ太郎は騒々しくて嫌だなって思う?」
チ:「それほどでもないけど」
青:「騒がしいから先生も大変だろうね」
チ:「この頃は先生の好き嫌いみたいなのもはっきりしてきてるよ」
青:「そうなんだ。嫌われてる先生っていうのはどういう先生?」
チ:「毎回小テストをやったり、難しい問題出したり」
青:「そりゃぁ親御さんにとっては『いい先生』かもしれないね。生徒のみんなは嫌いな先生だと言うこと聞かなかったりするの?」
チ:「なんかね、授業中に余計なことを言ったりとか、先生に限らず変なことをするとネタにされる傾向があるね」
青:「そりゃあ嫌われてるのか好かれてるのかわからないね。楽しそうでいいや。」
家まで帰るまでの5分ほどでしたが、結構いろいろなことを教えてくれました。
私は直近に行われた保護者会に参加していないので、こうしてチリ太郎から学校の様子、クラスの様子を聞けるのは本当に貴重なことです。
チリ太郎の話を聞いていて、1年生のときとはクラスメートとの関わりが変わってきているように思えました。
保護者会で妻が担任の先生から聞いてきた話とも一致するのですが、ほんの少しずつ、チリ太郎なりに気づき、成長してくれているようです。