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伸びきったゴム

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よく、受験勉強で燃え尽きてしまった子のことを「伸びきったゴム」と表現することがあります。

誰が最初に言ったのかはわかりませんが、表現としては実に秀逸だと思います。
とても…、不謹慎ではありますが…。

論理的に考えれば、燃え尽きた子の伸びしろや気力が失われてしまうのは「学力」についてのみであり、その他の分野に関しては可能性を秘めているはずです。
しかし、恐ろしいことに、たかが勉強ができない程度で人生全般の気力を奪われてしまったかのような、そんな燃え尽き方をしてしまう子もいると思います。
いや、むしろそういうケースの方が多いのかもしれません。

たかが仕事がうまくいかないだけで、人生全般の気力を奪われてしまう。
たかが恋愛がうまくいかないだけで、人生全般の気力を奪われてしまう。
子供に限らず、そんな例は世の中にあります。

人生の序盤、25歳ぐらいまでは、なんだかんだ学力とか学歴で評価されます。
ですから、勉強ができるにこしたことはありませんし、コツコツ努力できるならそれが望ましいです。
しかし、学力が伸びる時期というのはその子次第ですから、(その時は)努力の割に伸びないこともありますし、どこかで躓いてしまうことだってあります。

そんなときに、

「たかが勉強」

と言える大人でありたいものです。

中学受験の勉強、中高一貫の勉強、確かに進度は早いです。
でも、その気になればいつでも挽回できます。

焦らず
正しい手順で
他の人の動向に惑わされない

ことが重要です。

自分の別の可能性を信じることができれば、たかが勉強で子供を伸びきったゴムにすることなんてないのではないでしょうか。

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