スポンサーリンク

体育祭、うまくいってもいかなくても

ランキング応援をお願います

先週末、チリ太郎の学校で体育祭が開催されました。

今年はコロナの影響も完全に払しょくされ、入場制限を設けず一般観覧も可能な形で開催されました。本当に、喜ばしいことです。
私はチリ太郎の学校のイベントの中では体育祭が一番好きで、当然のごとく現地観戦致しました。
朝から夕方まで続く体育祭の中で、我が子の出番ということを考えるとほんの一瞬なのですが、それでも1日観ていました。子供たちの様子がよくわかる貴重な機会なので。

体育祭の中身に少し触れますと、今年は新競技がいくつかあり、その新競技自体がうまくいった部分もあれば、改善が必要と思われる部分も見受けられました。
チリ太郎の学年は新競技が取り入れられたのですが、なんと、リレー形式のレースで全チーム失格という滅多に見られない結果となりました。
帰宅したチリ太郎は、

チ:「いや、あの競技形態でセパレートコースの違反を取ったらそうなるよ」

なんてなぜか嬉しそうに話していました。

今年の結果や生徒の感想などを踏まえて、来年度はルールなどが微調整されるかもしれませんが、そのようにして生徒が主導して、成功したりうまくいかなかったりしながらずっと続けていくところにイベントの重みを感じます。

体育祭については過去にも何度か記事にしていますが、やっぱり見る度に面白いというか、感心するというか、本当によいイベントだなと思います。
一般観覧できる大きなイベントという面では文化祭もありますが、私は体育祭の方が生徒に与える教育的な効果は大きいと思っていますし、中学受験を予定しているご家庭の保護者様には、体育祭の見学をお勧めしたいです。
文化祭も体育祭も、生徒の発表の場である点は変わりませんが、文化祭は見事な発表も多数ある一方で、所属のクラス、部活・サークルによっては、全く参加しなくても成立するイベントです。
一方、体育祭は全生徒参加のイベントですし、上級生はモチベーションも体力も違いがある下級生をまとめた上でチームとしての勝利を目指すということで、見る方からはわかりづらいのですが、生徒に与える教育的効果はこちらの方が大きいのかなと感じています。

実際、高校生やOBの方の話などを聞くと、文化祭よりも体育祭の方が中高生活の思い出に残っているような印象を受けます。

そして、特によく耳にする感想が、

「自分は中学生ぐらいの頃は、体育祭って面倒くさいなと思ってた」

なんていうコメントですね。

もちろんコメントの内容的に、「高校の最終学年の頃には体育祭の面白さが理解できて、それを後輩に伝えていきたいと思った」という感想に続くわけです。

チリ太郎の学校、基本的にイベント全般に派手さはないです。
例えば、外部からの観覧者が皆驚くとか、皆感動するとか、そういう意味での派手さは控えめだと思います。
ただ、私はチリ太郎を学校に通わせている中で、基本的にイベントごとは「教育活動としてよく考えられている」ということ、「生徒への教育効果を第一にして企画されている」ということは感じます。

文化祭も、体育祭も、決してエンタメとして開催しているわけではないですからね。
一番重要なのは、生徒への教育的効果です。
これは、もし自分の子供をその学校に通わせるかどうかと考えたとき、保護者としては一番重要なところではないかと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする