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桜は桜のタイミングで

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いつも思うのですが、桜ってタイミング良く咲きません。

大学の合格発表、卒業式、入学式、桜花賞…。
この時期、桜満開が絵になるイベントは多数ありますが、タイミング良く咲いた記憶がありません。

だから定番の会話は、「卒業式にはまだつぼみだったね」とか、「来週の入学式には散ってしまっているかなぁ」とか、そんな感じになります。

それはそうですよね。
自然界に生きるものは人間のイベントに合わせて成長を調節なんてしませんから。

人間の成長、子供の成長も同じようなものだなって思います。

最近、チリ太郎がテレビのニュースや新聞に興味を示すようになってきました。
主にウクライナ情勢が気になるらしいのですが、とてもよい傾向です。
子供が興味を持てば親もいろいろ付随する情報を与えられますし、学びを深めたり広げたりしやすいです。

チリ太郎は社会科があまり得意ではありませんでした。
中学受験期に、このままでは良くないと思い、子供新聞や歴史マンガ、おもしろ系の教材など、「興味を持ってもらう」ための取り組みをかなりしましたが、親目線で「これはヒットだったな」と思えるものはありませんでした。(効果なしではなく、皆ほどほどという感じでした)

ですので、親からすれば「今頃か!」って感じです。

社会科に限りませんが、中学受験期に多くの親御さんが、子の興味を掘り起こす取り組みをされると思います。
それが受験期に身を結ぶケースもあれば、そうでないケースもあると思いますが、結局、思うような成果を得られないことが多いです。方法や教材の良し悪しより、子の成長のタイミングにたまたま合ったかどうかの影響が大きいからですね。

子育てにおいては、「花見」のような気構えで臨むのがよいかなと思います。
自分の思う時期に咲かないからと、癇癪をおこしたりガッカリするのではなく、花見のように咲いたときに喜ぶのがよいでしょう。
まあ、中学受験時期にはそんなゆったりした気持ちを持ちにくいかもしれませんが、いろいろ策を講じつつも、心の奥底には中学受験に囚われない余裕を残しておきたいものです。

中学受験関連でもう少し具体的なアドバイスをするなら、「薄い興味を引き出そうとするより、興味があって得意なものをしっかり伸ばした方が良い」ですね。時間がたって初めて条件が揃うこともありますし、6年前期までは無理する必要はないと思います。

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