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理解されにくい親の試練

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5月26日(日)に開催される全国統一中学生テストの申込締切は5/23まででした。
チリ太郎は中1~中2まで同テストの全学年部門での受験を続けてきましたが、今回は受験を見送ることとしました。

もともと、中高一貫校のカリキュラム進度を考えて全学年部門での受験をお勧めし、チリ太郎もそれを了承して受験してくれていました。
しかし、中学3年生になると、全学年部門で受験してもテスト範囲のほとんどが既習の範囲となるため、「復習」の要素が強くなります。そう思うと、今年は受験を勧めるべきかどうか、私にも迷いがありました。

小学生時代も含めて長期で受け続けてきた全国テストなので、なんとなく愛着もあります。
まあ、その1点で一応勧めてはみましたが…。

チ:「まあ、受験しなくてもいいかなぁ」

とのことでした。

私自身は、チリ太郎が当該模試を受けることのメリットなどいろいろ考え、確かに今年は微妙だなとは感じていました。しかし、チリ太郎に実際に断られてみると、少しショックもあります。

「ああ、我が子もどんどん大人になって自立していくな…」

という寂しさですね。
そこに直面したショックです。

我が家は一人っ子ですので、世間様から見れば少々過保護とも言える子育てをしてきたと思います。その点は自覚があります。
ただ、そのように子供ファーストの生活をしてきたため、子の自立というのは余計にショックが大きいです。

まあ、中3ですからね。
なんでもかんでも、親の言うことを真面目に聞いてくれるなんてことは、普通はありません。
男の子ですしね。

今にして思えば、中学受験のために頑張っていた時期のチリ太郎なんて、「本人の意思がどれほどあったのか?」と思う程素直でした。
大人からすれば、小学生の子供を誘導したりすることは難しいことではありませんし、この点は本当に注意しなければなりませんよね。
つまり、「子供の意見と言いつつ、親が誘導してしまっているパターン」ですね。
我が家だって、親の意図に沿うように子供を動かしていた部分、子供が親の意図を察知して動いていた部分、両方あったと思います。

まあ、それもそろそろ終了です。

自我の目覚めというやつですね。

それでも、中学生になってからのチリ太郎はここまで、比較的親の言うことに耳を傾けてきてくれた方かもしれません。
所謂、反抗期のような、極端な反発姿勢もありませんでしたしね。

私がふと思ったのは、

親の子離れって、

「子の成長に合わせて自然な形で、次第に行われる」

というより、

「ある時を境に段階的に行われる」ものなのかな?

ということです。

親は、そういう境目の時期に直面したとき、「我が子が遠ざかっていく寂しさ」に狼狽えてはいけないのでしょうね。

親も気持ちをしっかりと持ち、成長する子との接し方を変化させながら、親子の関係をその時その時に合った形にしていかなければなりませんね。

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