スポンサーリンク

成績の変化を見逃すな

ランキング応援をお願います

チリ太郎が3年1学期中間テストの成績表をもらってきました。

今回、一見していろいろ感じるところがありました。
ちょっとした危機感というか、緊張感というのでしょうかね。

チリ太郎のこれまでの成績は教科ごとに見ると得手不得手があるものの、総合的には私が想定する範囲に入っていました。
今回の成績は大きく分けると…

褒めてあげたいぐらい良い成績の教科
そこそこ良い部類に入る教科
平均以下の教科

という感じでした。

「褒めてあげたいぐらい良い成績の教科」は素直に褒めてあげればよいので、特に気になりません。
「そこそこ良い部類に入る教科」については、従来は苦戦傾向にあった教科も含まれており、勉強していない割に今回は良かったなという印象です。これも、「ちゃんと勉強しなさい」と言いつつ、基本的には褒めてあげればよいです。
問題は「平均以下の教科」で、従来、そういう成績の場合も多々ありましたが、今回は「えっ、この教科でこの点をとったのか」という意外さがあり、ちょっと嫌な感覚がありました。

普段、各テストの答案まで確認することは少ないのですが、今回は少し目を通してみました。
この「平均以下の教科」においては、解答の空白が目立っていました。
答案の書きぶりを見れば、

「あぁ、ここは時間が無かったんだろうな」とか、

ある程度の要因も想像できます。
ただ、「なぜ時間が足りなかったのか」というところまで突き詰めれば、結論としては「実力不足」、「勉強不足」、「準備不足」などに帰結することになるでしょう。

まあ、親がそんなふうに分析し、問い詰めていったところで意味がありません。
そんなことで反省し行動変容するような年齢ではないです。

親として恐れるのは、

チリ太郎の強みであろう「授業で吸収する」勉強スタイルに、なんらかの翳りが見えるとか、それだけでは通用しない難易度になってきているなど、

「テコ入れ時期に来ている可能性」ですね。

もしそういう状態にあるのであれば、本人が気づいて自らの行動を見直してほしいと思います。
それを自覚するタイミングが遅れれば遅れるほど、取り返すことが大変になります。

しかし、いろいろ思うところはありましたが、グッと堪えることにしました。
先に申し上げたように、仮に正しい指摘であったとしても、親が言ってどうなるものでもありませんし、もう少し様子を見る必要もあるでしょう。

少し視点を変えますと、

「成績を見せてくれるだけでもマシ」

という見方もあります。

世の中には、学校からの連絡はおろか、成績も一切見せない子もいるらしいですからね。

ちゃんと答案一式で親に提出してくれる子なんて、結構貴重かもしれません。
そのことに対して、「それで当然」などという姿勢ではなく

「成績を見せてくれてありがとう」

という声掛けから始めなければいけないのかもしれませんね。

親が感じるそこはかとない不安は胸にしまい、もうしばらく、期末試験や2学期の成績までは黙って様子を見たいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする