少し前の話ですが、月曜日の朝、チリ太郎がなかなか起きない日がありました。
学校のある日はだいただい6時に目覚ましをセットしており、実際に起きる(私に起こされる)のは6時半頃なのですが、その日は6時半を過ぎてもなかなか起きてくれませんでした。
同日の夜、夕飯を食べ、ゲームをひたすらやり、後回しにしていた勉強の時間というところで、
チ:「なんだか疲れたなぁ…。今日は朝から疲れてたんだよなぁ。」
などと言い出したものですから、妻が猛烈に怒りました。
しかし、私は「チリ太郎起こし係」として朝の様子を覚えていたので、
青:「まあまあ、朝から疲れていたというのは本当だと思うよ。それにしてもチリ太郎はそれを言うタイミングが悪すぎるよ。」
と妻を諫めました。
夜寝る時間になり、
「朝の疲れは何が原因なのかねぇ」
という話をしたのですが、そこで思い当たることが…。
土曜日の夜、新しいゲームソフトを購入してダウンロードしておいたのですが、チリ太郎は日曜日の朝からやりたいと張り切り、6時に起きてゲームを始めていました。
休日はだいたい7時半ぐらいに起こしているのですが、普段より1時間半はやく起床しているわけですね。
青:「たった1時間半早く起きただけだけど、その分睡眠時間が削られたせいだよ。」
チ:「そうかなぁ…。」
なんてやり取りをしました。
でも、私の見立てはそれほど間違っていないと思います。
私立中高一貫校は土曜日も授業があります。
部活がなければ半日で帰ってきますが、部活を含めると結局一日学校にいることになり、拘束時間は平日とかわりません。
休みは日曜日しかないわけですが、その貴重な日曜休みの睡眠時間を削るというのは、平日の体調にダイレクトに響くわけですね。
まだしばらくは親が見守っていないとダメなのでしょう。
ちゃんと様子を見ていなければ、学校での授業に影響します。
せっかく入った志望校ですので、普段の学校生活は100%に近い体調で臨んでほしいです。
年齢的に、「自分の体調は自分で管理できるようになってくれなければ困る」という考え方もありますが、私など中高生時代は深夜ラジオを聴いており、しょっちゅう寝不足でした。
様々な誘惑に流されまくりの中学時代でした。
そんな経験を踏まえれば、「自己管理」とは煩く言うものの、実際にそれができるとは思えないですね。(自分にもできなかったことなのですから)
親が生活を見張るのは考え物ですが、
なんとなく眠たそうにしていたら、
どこかだるそうにしていたら、
生活の中に何か問題が潜んでいるものと注意しなければなりません。
もうしばらくは、親が役目を果たさなければいけないと思います。
それにしても、中高一貫校生のスケジュールはパズルのようですね。
学校
勉強
部活
遊び
友人関係
やりたいこと、やらなければならないことが目白押しで、なるべく隙間をなくして日々の生活に収めるなければならないのですが、とても収まるように見えません。
こういう状況になってみると、「通学時間や通勤時間は人生の無駄だ」として自宅から徒歩圏の学校を選択するご家庭の考えにも一理あるなと思ってしまいます。