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マイペースで挫折感を与えない英語学習

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チリ太郎の英語勉強においては基本的に学校の課題をこなしつつ、家庭で単語学習をやらせています。

と言いましても、スマホのアプリを使って1日5~10分程度の学習を可能な限り毎日やることとしている程度です。
お約束ですが、時々言わないと忘れますし、夏休みに入ってほぼ崩壊状態ですけどね。

塾に通わずに英語学習を進める場合、

・NHKのテレビやラジオ講座を受講する
・学校の予習・復習をする(教科書に沿った学習)
・単語や熟語を覚える学習をする

というような方法が考えられます。
上記の場合ですと、上から順に学習負荷が高く、その分期待できる効果が高いと考えられます。

チリ太郎の場合、英語に対するモチベーションもあまり高くないようでしたので、学習負荷が高いと途中で挫折することが目に見えていました。
そんなことを考えて、とにかく負担が小さく継続する上でハードルが低いものを提案しました。
また、「ただ単語を覚えさせる」ということならば、私のように古い教育を受けたものが最新の教育の妨げとなることもないだろうというのも理由の一つです。
「良かれと思って教えたが、却って混乱させてしまった」なんてことは絶対に避けたいですからね。

学習に使用しているのは「mikan」というアプリで、無料でもそこそこ満足できるつくりになっており、評価が高いアプリのようです。
基本は英単語に対する意味を日本語4択から選び、間違いをゼロにしつつステップアップしていく方式ですが、課金すると和→英の機能などが使えるようです。
英→和、和→英両方やったら効果的だと思いますが、チリ太郎が自分の学習をさらに高めたいと思ったタイミングで課金したらよいかなと思っています。
(お金を払うと親の方が「やらせなければもったいない」という意識が強くなるので、注意が必要です。)

チリ太郎は大抵、寝る直前にアプリ勉強をしているのですが、先日こんなことがありました。

チ:「おとさん、この単語さ、なんて読むのか絶対わからないよね?」

青:「ああ、thoughtね。thの発音が必要になるやつだね。」

チ:「なんかさ、おとさんが言うみたいに聞こえないんだけど。」

青:「いや、おとさんの発音よりアプリの発音の方が正しいはずだから、聞いたままだと思っていればいいはずだけどね。どんなふうに聞こえるの?」

チ:「なんか…、何回聞いても『ファー』って聞こえるんだけど…。」

一瞬、「そんなわけないでしょ」と言いかけて言葉を飲み込みました。
どう聞こえるかという点では、「聞こえたまま」がその時点での正解だと思ったからです。

青:「まあ、『ファー』って聞こえるなら今のところはそう覚えててもいいんじゃない。そのうち、違った感じに聞こえてきたら、それも正解だよ。」

人にものを教えるというのは常に気づきがあって面白いですね。

私の時代などは、先生が口を酸っぱくして

「thoughtだ! thの発音はこうだ。そうじゃない、thought、thoughtだ。」

とい具合に、正しい発音というのを徹底して教えていた覚えがあります。
でも、「そうは聞こえない」ものを「そうだ」と教えられることに理解が追いつかない子や、それを苦痛に感じる子だっていたかもしれませんね。

「ファー」って聞こえるというのは斬新すぎて笑いそうになりましたが、笑うのもバカにしているようでいけないなと思い、必死に取り繕いました。

以前の記事でも書きましたが、英語というのは「やった分がそのまま成績に繋がる教科」だと思います。
ですので、勉強時間をしっかりとって、とにかく「やり続ける」ことが重要だと思うのですが、そうであるとすれば絶対に「気分よく」「マイペース」を貫く必要があると思います。

マラソンと同じですね。

私立中高一貫生なら皆優秀で学習意欲もある子ばかりだと思うのですが、一番気を付けたいのは、最初に意気込み過ぎて途中でパンクしてしまうことですね。
せっかくヤル気があって素質もあるのに、急かしたり、つまらないところに拘ったりして、「学習を続ける意欲を奪ってしまう」「必要のない挫折感を味わわせてしまう」ということだけはないようにしたいものです。

チリ太郎の場合、テストの点は冴えないのですが、「気分よく」「マイペース」という点ではうまくいっていると思いますので、今のところは順調です。

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