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チリ太郎とスキー

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本日は雑談的な話です。

本ブログにも書きましたが、先日、チリ太郎の学校の入試休みを利用してスキーに行ってきました。
チリ太郎的には3回目のスキーになります。

チリ太郎は小さい頃から雪が大好きでした。
ですので、冬の季節は限定的に雪遊びができる施設(例えば、相模湖プレジャーフォレストなど)によく連れて行ったのですが、ある時から、新潟県の越後湯沢に固定化されました。

越後湯沢駅は東京からかなり近く(日帰りスキーで有名なGALA湯沢よりも駅としては手前です)、駅の施設も充実しており、周辺の宿泊費用も比較的手ごろでしたので、雪遊びの目的地としてはかなり経済的で手間もかかりません。
ただ、うちの妻は寒いのが嫌いな性格ですので、最初の方は春休みの最初(3月末~4月1日頃)を狙って旅行日程を組んでおりました。(スキーシーズンの終わり頃で、宿代もさらに安いですし)

転機となったのはチリ太郎4年生の春でした。
いつものように越後湯沢のエンゼルグランディアというホテルに予約を取って遊びに行ったのですが、途中で「どうせならスキーをやらせてみても面白いのでは?」と思い、急遽ですが半日程度スキーをやらせてみたのです。

私はスキーの経験が4、5回ぐらいしかなく、おじさんなのにスノボの方が得意です。(学生のときにバイト先の若者に教えてもらいました)
ただ、チリ太郎は妻といっしょにスキーを選択しました。(妻はウインタースポーツの経験なしでした)

チリ太郎、最初こそ道具の操作に苦労しましたが、滑ることに関しては全く物おじせず、我流で半日にして滑れるようになりました。
始めてリフトに乗って降りる1本目で、

チ:「じゃ、いきますよー」

と言って先陣を切ってシュルシュルと降りて行ってしまいましたので、傍から見ていて、「普通は多少怖がるものだけど、スキーに関して(だけ)は度胸があるな」と思いました。
ちなみに、同じく初心者で始めた妻はリフトで初心者用コースの上に行った時点で相当怖がっていましたね。(私は丁寧な指導ができないので、スクールに入ることをお勧めしたのですけどね)

チリ太郎にとって2度目のスキーは、小6の冬でした。小5の冬や春はコロナ流行で旅行に行けませんでしたので、「受験が終わったら冬スキーに行こう」という約束をしていて、それを実現させたものです。

このときはチリ太郎が楽しめるようにと少し大きめのスキー場へ行ったのですが、チリ太郎はすぐに順応し、最後の方は中級コースにもチャレンジしていました。(中級コースをボーゲンで滑っていました)

今年、チリ太郎にとっては3回目のスキーだったのですが、チリ太郎はリフトで上へ登るなり、メインコースではなく林の方に消えて行きました。

下で合流して聞いてみたら、

チ:「いや、あそこの脇に細い林間コースがあったなぁって思って、そっちに行ってみた」

とケロッとしていました。

当該スキー場は2度目ですが、メインじゃないコースまでよく記憶しているなぁと感心するとともに、そんな細い脇道に1本目から行こうと思う度胸もすごいなと思いました。(普通は1本目は感覚を取り戻すための足慣らしと思うものですが…)

そんなわけで、基本は運動音痴なチリ太郎なのですが、スキーだけは不思議と相性がよいようです。

ちなみに、チリ太郎に上達速度で圧倒的に後れをとっている妻は、2回目のスキーで苦労したことを教訓にして、3回目の今回は初心者スクールで教えてもらってからスタートしました。
いろいろ教えてもらえたそうで、妻は「また通いたい」と言っていましたが、それでも午後にフリー滑走したときには苦労していました。
大人と子供の上達スピードはこんなにも違うという例ですね。
本当に、運動系は若いうちに経験だけしておく方が上達が早いです。

世の中、スキーが上手な人はごまんといますので、チリ太郎がセンスがあるといっても程度が知れていますが、私は個人競技系のスポーツの醍醐味は

「技術の追求」と「同行者(同じ趣味を持つ人)と楽しむ」ことだと思っています。

チリ太郎はスキーに関してはスクールなどで教わらず、ずっと我流で滑っているのですが、話を聞いてみると自分なりにいろいろ試しているそうで、そういうことを考えながらできるようになったのだなぁと思いました。
漫然と滑っているだけのように見えますが、子供の頭の中、手足の感覚までは親は知ることができません。でも、中学生ぐらいになると、何か環境を与えてあげれば自分なりに体感し、それを考えるようになってきます。そこが小学生時代とはかなり違うところで、人間としての成長速度も、ここから一気に上がっていくのだろうなぁと感じさせられます。

チリ太郎の学校では、中学と高校でそれぞれスキー実習があったはずです。
任意参加の実習だと思いますが、チリ太郎が経験を生かして学校行事にも積極的に参加したいと言うのか、家庭で楽しむ程度でよいと言うのか、その時にどういう心境になるのかも注目しています。

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