チリ太郎が1月に実施された実力テストの成績票を持ち帰りました。
チリ太郎の学校では中1・中2は年1回、2月頃に実力テストが行われ、このテストだけは順位(科目ごと及び総合)がつきます。(成績上位50名の氏名も発表されます)
以前にも記事にしましたが、中3からは9月にも実施され、年2回実施になります。
つまり、今回が第2回実力テストということ。
9月実力テストの記事はこちら
https://aoty.xyz/chuko/3123
私が少し勘違いをしていたのかもしれませんが、3年生2回目の実力テストは3学期始業式の翌日ぐらいに開催されました。2月実施だと思っていましたが、本当に冬休み明けて直後の実施でした。
年明けの記事にも書きましたように、チリ太郎は自堕落な冬休みを過ごしていましたので、最後の3日間は課題に取り組んでいましたが、間違いなく「準備万端」という感じではなかったです。
ただ、今回の実力テストでチリ太郎は過去の実力テストで最高の成績を取りました。(トップクラスとは言えませんが)
あんなにダラダラと、自堕落な生活を送っていたのに…
まあ、本当に大した奴だなと思いました。
妻の方は…
妻:「まあ、成績はよかったかもしれないけどね。たまたまかもしれないし、努力した結果というわけじゃないから、ちっともめでたくないね」
と憎まれ口をたたいておりました。
私は素直に嬉しかったですけどね。
学校での成績に一喜一憂しているわけではないのです。
まだ中学生なので、具体的な順位がどうだということより、毎回しっかりと自分のポテンシャルを示してくれているのが嬉しいのです。
私が見ているのは、点数よりもキラリと光るものが見て取れるという点ですね。あとは徐々に伸びている点でしょうか。
そういえば、冬休み中にチリ太郎にこんな話をしたのです。
青:「チリ太郎はさ、自分の実力ってどのぐらいだと思ってる? 例えば、学校の実力テストだと順位とか出るじゃない?」
チ:「うーん、今取ってる順位ぐらいかなぁ」
青:「本当はもっと実力があるんだとか、そういうふうには思わない?」
チ:「うーん、特には思わないかな」
青:「おとさんはさ、ひいき目もあるかもしれないけど、チリ太郎の本当の実力ってもっともっと上で、実力テストで〇〇位(←少し高めの順位)ぐらいの実力だと思ってるよ」
チ:「そうかなぁ」
青:「だって、日頃全然勉強していないじゃない? だから、おとさん的には『その割に良い順位』ではあるけど、本当の実力はもっと上なんだと思うわけよ。だから、おとさんが思っているような順位の上をいったときにはじめて、『よく頑張ったね』という評価になると思う」
チ:「そう」
チリ太郎はその日以降…
黙々と勉強するように…
なったらドラマのようですが、実際には全く変わらないスマホ三昧の生活を送っていました。
それでも、今回の実力テストでは私が示した少し高めの順位を上回ってきました。
今回の結果、たまたまと言えばそういう面もあるかもしれません。
各テストのデータや先生方の講評を見たところ、どの教科も少し難しめだったようです。
つまり、準備をしてきたから、覚えてきたから、みたいな対策で点を伸ばすことが難しいテストだったと思います。
過去の傾向では、チリ太郎はそういうときの方がよい点を取っていますので。
まあしかし、発破をかけたつもりで言った順位をあっさり上回れてしまうと、
「もっと頑張れ」
なんて言うわけにもいきません。
ですので、今回は
・もう少し生活を正そうね
・授業は引き続き大事に
ということだけ伝えました。
本当は、今回の実力テストの結果を受けて、
青:「ほらね。勉強も難しくなってきているから、毎日30分だけでもコツコツと積み上げていかないと追いついていけないんだよ」
と声掛けするつもりでした。
「コツコツ勉強の必要性」を伝えられなかったのは、ちょっと思惑どおりにいかなかったですね。