そんなに強い願いということでもないのですが、チリ太郎が小学生のときから思っていたことの1つに、
「チリ太郎には、できたら好きな音楽とかアーティストとかを持ってもらいたいな」
というものがありました。
音楽を通じて芸術性や表現力が磨かれますし、好きなアーティストを通じて友達との会話が広がったり…。
あとは、音楽は人生の励みにもなったりもしますよね。
・恋愛応援ソング
・青春ソング
・受験応援ソング
なんて言われるように、音楽は人生の折々に気持ちを支えてくれたり、思い出とセットで記憶されたりという具合に人生を豊かにしてくれます。
チリ太郎が小学生の頃、巷でヒットしている歌謡曲などを「知っている」ということはあったものの、「この曲が好き」ということは聞いたことがありませんでした。
ですので、中高に進んだら、是非好きな曲とか好きなアーティストをみつけてほしいなと思っていたのです。
そんなチリ太郎、最近好んで聴いている音楽があります。
青:「いよいよチリ太郎もスマホに音楽を入れたいと言い出しましたか。感心、感心…」
チ:「この曲、アラン・ウォーカーさんのね…」
妻:「外人!」
青:「誰だそれ」
調べてみると、まだ20代の若さですが、かなり有名な方らしいですね。
マルチな活動をしているので、私のようなオールド世代には彼の活動を一言で言い表すことができないのですが…。
青:「音楽プロデューサーかな…。アーティスト?」
妻:「我々はマルチな人と言ったら、『歌手でレーサーのマッチさん』ぐらいしか知らんしな」
いずれにしましても、私や妻が想像していたような
「昭和歌謡に目覚めました」
とか
「みんなでカラオケに行ってJ-POP歌おう」
とか
「僕もバンドをやってみたい」
とか
そういうジャンルじゃないのですね。
私が聴くと、
青:「これは…、ゲーム音楽っぽいね」
妻:「逆に、ゲームで使われてる曲だから興味を持ったんでしょ」
バンドの演奏というより打ち込みの音源で、ボーカルがある曲もありますが、それがメインにはなっていません。
とはいえ、せっかくチリ太郎が興味を持ったアーティストなので、私は一緒に聴くようにしています。
妻は苦々しい顔をしていますが…。
妻:「だって、昼間さんざんゲームを音出しでやられてさ、夜も同じような音楽を聴かされたら飽きるよ」
青:「まあそう言わずにさ、チリ太郎が好きなものは我々も興味を持って見守ろうよ。ところで、アラン・ウォーカーさんの曲はどれぐらいヒットしてるのかね…。」
チ:「この動画とか、再生回数が億単位なんだよ。これが一番人気ありそうだね。」
青:「そうかー、最近は『再生回数』なんだよなー。おとさんやおかさんの世代にはその数字はピンとこないんだよなー」
チ:「そうなの?」
青:「まあ、昔はCDの売り上げが100万枚で『ミリオンヒット』という絶対的な基準があったからね。昔の人は売上枚数じゃないとピンとこないんだよ。」
妻:「AKBの握手券商法とかあるから、近年はあてにならなくなったけどな」
青:「そういう意味では、再生回数の方がその曲の評価としては正確なのかもしれないよね。そのデータが取得できる時代になったというのがすごいのだけど」
妻:「JASRACさんが過去最高の徴収額を記録するわけだよね」