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家族のバランス

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全て私から見た話しなのですが、

妻はチリ太郎のことを
「かなりの才能を持っているが怠けグセがある子だ」というように見ているフシがあります。

ですので、「自分が見ていないと怠ける」「もっと勉強すれば凄い子になるのに」と思っているように見えます。(私の想像です)
ついつい口うるさくなるのは、そういうところに起因していると思います。

まあ、休みの日にゲームや動画などを10時間以上やってしまうという「負の実績」を見せつけられると、そう思ってしまうのも無理はありません。

一方、私はチリ太郎のことをどう思っているかというと

「少し賢い子で、自分の中に『伸びよう、伸びたい』という気持ちを持っている」という風に見ています。

ですので、同じように怠けている様子を見ても、「いずれは自分の力で伸びる」「根っこにはそういう気持ちを持っている」と思っていますので、あまり煩く咎めたりしません。

こういう言い方をすると、私がとても寛容で素敵な父親のように見えますが、そうではありません。
正しく見えているのはどちらかわかりませんし、そもそも二人とも正しい見方をしているのかもしれません。
妻が現実的な性格で、私が楽観的なだけだという見方もあるでしょう。

ただ、私は「妻がすごく損な役回りをしてくれている」ことを心得ているので、チリ太郎の前で妻を悪く言うことはしませんし、チリ太郎と妻がトラブルになった際には、原則として妻を立てることにしています。
(チリ太郎には、「おかさんの気持ちを想像してごらん」というふうに言います)

これは中学受験期にも同様であった我が家の関係性です。

我が家が中学受験を無事乗り切り、比較的穏やかに中高一貫生活を送れているのは、この関係性を維持できているからかなと思います。

つまり、

・我が子を多面的に見る(観察する)
・結果として損な役回りになる人をしっかりフォローする

ということですね。

やはり、母は母の目で、父は父の目で我が子を観察評価して、できれば違いがあった方がよいように思います。
(あまりに意見が一致してしまうと、疑う気持ちを持てなくなるので…。)

また、これは私の考えですが、子供に対して父母どちらかがアドバンテージを持つ関係性というのはフェアではないですし、どこかでうまく回らなくなる可能性があると思っています。
ですから、トータルで損得、有利不利無しになるようにバランスを取る方がよいかなと思っています。(これが私なりのバランス感覚です)

受検期のようにギリギリのラインで努力しなければならない時期には、家族の関係性が安定している方が力のロスが少ないと思います。
ちょっと説教臭い話かもしれませんが、何かの参考にしていただければと思います。

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