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カラーに馴染む

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結構前の話で恐縮ですが、チリ太郎が体力テストの結果を持って帰ってきました。

思春期男子あるあるで、普段はプリント類を貰ってもすぐには親に出さないチリ太郎です。
しかしその日は、

チ:「あっ、そういえばこんなの貰ったよ」

と言ってその日の夜に結果シートを見せてくれました。

積極的に自分から報告するということは、多分チリ太郎的には満足あるいは嬉しい成績だったのだろうと思いました。

断っておきますが、小学校時代のチリ太郎の体力テストの成績は、まあ、なかなかに心配なものでした。

それだけに、

青:「(チリ太郎が運動系の出来事で喜んでいるなんてどういうことだろう??)」

と思いました。

そんなチリ太郎の成績ですが、A~Eの5段階評価でいくと、真ん中程度のものでした。
ただ、その結果に記されていた各種目の「全国平均」「東京都平均」「学校平均」の数値で見ると、チリ太郎の成績は学校平均前後にあるものが多く、ギリギリですが「運動が出来ない」というほどではない部類に位置しているように見えました。(贔屓目かもしれませんが)

チリ太郎の場合は運動においても「得意なこと」と「苦手なこと」がはっきりしているのですが、小学校までは「苦手だ」と思っていた分野が、中学校に入って、

「そうでもないぞ、真ん中ぐらいかも」

と思えるようになったのなら、それは嬉しい出来事かもしれません。

あっ、言わずもがなだと思いますが、チリ太郎は運動系の習い事はスイミングしかしておらず、普段も体を動かす遊びはしておりません。
ですので、この体力テストの成績向上は、チリ太郎の運動能力が向上したというより、周囲のレベルが少し下がったことによるのだと思います。

それでも、それが事実だとしても、思春期の子供にとっては、

「周囲と比べてどうか?」

という尺度は、親が思うより敏感に受け止めているのかもしれませんね。

こういうことは、中学受験の学習面などではよく言われますよね。

「頑張って奇跡的に上位の学校に入学できても、周囲が凄すぎてついていけなくなったり、自信喪失してしまうのでは」

なんていう声をよく耳にします。

しかし、実際には運動、部活動、その他の学校行事など、様々なシーンで周囲とのギャップみたいなものを感じる可能性があるわけで、そうしたもの全てをひっくるめて「学校のカラー」だとするならば、学業だけでなく、その全体像に概ね馴染めるかどうかを心配すべきですよね。

とはいえ、馴染めるか馴染めないかは「入ってみなければわからない」のですけどね。

ですから私は、「入る前に心配しすぎるぐらいなら、入ってから精一杯支援するぞと決意する」ことが親にとって必要な態度だと思っています。

チリ太郎の場合は…

概ね馴染めているのか不明ですが、元気に学校には通っており勉強も運動もその他も「そこそこ」といったところです。
まあ、勉強でも運動でも部活動でも、「よし、皆より上をいくぞ。上位に入るぞ」なんて気張らないところがチリ太郎らしいのですけどね。
そんなチリ太郎の性分には合っている学校だと思っています。

少しわざとらしいですが、この体力テストの結果は大いに褒めておきました。

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コメント

  1. ヒロ より:

    青ティさま

    こんばんわ。

    受験まで100日切りました。汗
    ですが、私の家庭内での仕事は模試の結果にハラハラしながら結果に対して息子をいかに盛り上げていくかぐらいで、ただ応援だけしているおじさんです。

    この時期の受験生は忙しいですね。うちの妻は、模試ラッシュと毎週末のNN、平日の通常授業に参加している息子を心配して塾長に「こんな勉強して大丈夫なんでしょうか?」と真面目に質問していました。そんな質問されても先生は「大丈夫ですよ!」と言うしかないですよね。

    みんな程度こそ差はあれど頑張っています。模試で見かける受験生を見ながら、気持ちよく春を迎えてほしいなと切に感じました。

    • 青ティ より:

      ヒロ様
      100日切りましたか。中学受験はこのあたりが一番忙しかった気がします。
      自由に課題に取組める時間なんてなくて、ただ模試やら過去問演習やらが次々と押し寄せてきて、流されるように時間が過ぎていった印象があります。
      ただ、12月や1月頃にエアポケットのように時間ができる時期が来ますので、そこで最終調整ができればいいですね。
      親は本当に応援しかできません。でも、普通に考えたら小学生がこの状況を応援なくして乗り切ることなんて不可能です。お話をお伺いする限りでは大丈夫そうですが、引き続き家族の一体感を大事にして頑張ってください!