青ティ家の避暑旅。2日目はいよいよ今回のメインとなる立山黒部アルペンルートです。
今回、黒部ダムを旅程に入れるに際して、立山黒部アルペンルートのことをいろいろと調べました。そして、1泊2日から2泊3日までの様々なプランを立ててみて、結果として扇沢方面から黒部ダム→室堂まで行って折り返すプランに決めました。
1日目の宿泊施設「カナディアンビレッジ・モントリオール」から2日目の基点となる扇沢駅までは車で15分程度。
コテージの管理人さん曰く、「お盆時期は道中の道が渋滞して時間が読めないほどだったけど、お盆を過ぎれば時間どおり大丈夫でしょう」とのこと。
朝早く7時に宿を出発したところ、道路がめちゃくちゃ空いていて助かりました。
立山黒部アルペンルートは富山市側の「立山駅」と長野県寄りの「扇沢駅」を複数の交通機関で結ぶルートで、この間はマイカー規制がされているため決められた交通機関を乗り継いで移動するしかありません。
すごく大雑把に言えば、春に雪の回廊が見られる立山側から入って通り抜け又は折り返すルートが人気です。それとは逆の扇沢駅側から入る場合は、黒部ダムにかなり早く着くことができるのがメリットでしょうか。また、東京から車を使って行く場合はこちらのルートが最も近いことになりますね。
青ティ家は7時15分頃に扇沢駅に到着。
立山黒部アルペンルートの通し券をwebで購入しており、初発となる電気バスの出発時間が7時半予約でしたので、青ティ家にしては朝早くからの行動となりました。

扇沢から黒部ダムまでは電気バスでトンネルを進む
○黒部ダム
避暑旅ということでこの旅程を考えたのですが、黒部ダムに到着したらもうかなりの涼しさを感じます。風が吹けば少々寒いぐらい。
ただし、黒部ダム駅に着いた後、展望台に上がるのに220段の階段を上らなければならないため、体力の消耗は激しいです。(私や妻は息も絶え絶え)

展望台から見た黒部ダム。もちろん、下でも見られます
黒部ダムは1956年(昭和31年)に着工し、7年の歳月をかけて1963年(昭和38年)6月5日に完成。私は通しで見たことがありませんが、「黒部の太陽」という映画で建設当時の様子を知る事できます。
現地でもそうした建設当時の様子などが紹介されていますが、約70年前の技術でこれだけの施設を作り上げたことに驚きますし、同時に昭和という時代はそういうパワーに満ち溢れていた時代でもあったと思わされます。
私は豊かな自然の風景も嫌いではありませんが、旅行先に選ぶときには社寺とか城とか、大規模施設とか、人工物の方を好む傾向があるかもしれません。
もちろん、自分が見て感動したいという気持ちがあってのことですが、そういう施設を通じて、人間の創造力や試行錯誤の過程みたいなものをチリ太郎に伝えたいという思いもあります。
また、人工物には必ず、「なぜ」「どのようにして」という情報が詰まっていますので、理論派のチリ太郎には向いているのですよね。
こういう施設に行って、
「なぜこうした施設が必要だったのか?」
「どんな工夫があるのか?」
「では、現代に同じ課題を抱えたとしたら、どういう方法で解決できるか?」
みたいな話を少しだけ語り合うようにしています。(小難しくならない程度に)
理系の才能に恵まれたチリ太郎。私が理系教科で教えてあげられることはありませんが、こういう旅行を通じて、社会の抱える課題とか、それを克服してきた歴史を教えることができます。
いずれチリ太郎が大学に進んで研究などに興味を持ったとき、ただ興味に任せるのもよいのですが、長く研究に携わってモチベーションを保つには、人間社会と接点を持ったテーマを扱った方がよいと思っています。
青ティ家の家族旅行には、私のそうした深謀遠慮が込められていたりします。
○黒部平~大観峰
扇沢から黒部ダムへは関西電力の電気バスで移動するのですが、そこから先、黒部ダムー黒部平間はモノレール、黒部平―大観峰間はロープウェーで移動します。運行間隔は長くないため、待ち時間は比較的短めで最大で15分も待ちませんでした。
黒部平や大観峰ではテラスなどから絶景を楽しむことができます。
が、それ以上のものは無いので、滞在時間は短めです。
○室堂
大観峰から室堂までは再び電気バスで移動します。所要10分程度でしょうか。
立山黒部アルペンルートを複数回訪れている方のブログなどを見ますと、この室堂エリアは自然豊かで一番時間を割きたい場所のようです。
そうしたこともあり、扇沢からここまできて折り返すルートを考えました。
朝7時半に扇沢を出発し、黒部ダムなどの施設見学と移動を経て青ティ家が室堂に到着したのは11時頃でした。
この地には立山ホテルなどの宿泊施設があり、付属の大きなレストランなどもあるため、昼食はここで取ることにしました。ただ、昼食には時間が早かったため、先に散策をすることにしました。

室堂の散策路

往復1時間ほどのコースでこのような景色が見られます
室堂にはみくりが池などを行先とした複数の散策コースがあります。写真にあるように、山々に囲まれた絶景がどこまでも続きます。
山好きな方、高山植物が好きな方、自然が好きな方なら何度も訪れたいと思う場所でしょう。
私は…、自然が大好きというわけではないため、体力などとの折り合い次第なのですが…、
ただ、標高2,200m以上に生息する雷鳥を見てみたいということと、この室堂には立山ホテルなどいくつかの宿泊施設があるため、夜の満点の星空を見てみたいなぁなんて思ったりはします。
青ティ家の夏旅、避暑旅はこのようにして終えました。
今回もまあまあな運転距離になってしまいましたが、それでも妻もチリ太郎も喜んでくれたからよかった。
この後、チリ太郎の部活の合宿があったりしますし、部活の方も文化祭に向けた準備などがあるので、活動日がまだ残っています。
夏休みの課題、ちゃんと終わるのかなぁ。
1日1時間程度の勉強では追いつかないのではないかなぁ。