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這い上がるチャンスを

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安倍さん襲撃事件に関連し、今度は報道が統一教会問題に飛び火している印象です。まあ、「飛び火」という言い方は適切ではないかもしれませんが、20年以上前にタイムスリップしたような感覚ですね。

私はキリスト教のメインの教えは概ね承知していますし、仏教も身近な宗教として承知しています。
イスラム教については書籍などを読んだことがあり、その点では世界三大宗教のことは知識として知っているつもりです。(深い部分はわかりませんが)
それと同様に、統一教会の教義というのも報道されている内容以上に承知しています。
知り合いがおりましたので。

宗教について語ることは政治を語る以上に危険なので、ここでは控えますけどね。
(私自身は様々な考えを広く受け入れるスタンスではありますが…。)

山上容疑者に関連する報道を見ていて思ったのは、

「家庭が崩壊するというのはこんなにも悲惨なものなのか」

ということですね。

私は交友関係が狭いので、私の身の回りにそういうご家庭を見たことがありません。
しかし、世の中には痴情のもつれとか、思想的な問題とか、健康上の問題などで、最終的には経済的に困窮するような形で家庭崩壊する方が多くいるのだろうと思います。(家庭が崩壊して経済的に困窮するのかもしれませんが)

これに巻き込まれる子供はたまったものではありません。

もちろん、そんな中でも真面目に、地道に、ひたむきに生きている人もいるでしょう。
しかし、それを求めるにはあまりにも過酷な境遇です。並の精神力でなんとかなるものとは思えません。

私はこのブログの中で偉そうなことをいろいろ書いていますが、それらの内容はどちらかというと中流家庭がよりよい家庭を目指すような内容であると思っています。
ですから、このブログをご覧になっている方も、そういうカテゴリに入るご家庭が多いと思います。
つまり、日本全体で見れば、様々な条件に恵まれているご家庭ですね。(もちろん、そうあるための能力、努力に裏打ちされてのことでしょうが)

しかし、世の中には様々な理由で家庭が崩壊し、自らの力ではどうしようもない状態で人生を送らざるを得ない人が一定数います。
そういう方には、私の言葉というのは全く届かないことでしょう。

資本主義の国というのは、そういう部分も含めて「自己責任」というふうに整理されます。
しかし、親は自己責任だとしても、子供はどうですかね。
そういうことを考えると、「親ガチャ」という言葉も笑うことができません。
マンガ「カイジ」じゃありませんが、人生を賭けた親ガチャです。

しかも、自分で引いた覚えもないというね…。
さすがに、それはあんまりかなという気がします。

もし、2023年4月にこども家庭庁が創設されるなら、家庭崩壊してしまった子供を救う政策を何らかの形で入れて欲しいと思います。
少なくとも、それらの子供がその境遇を脱したいと願ったとき、様々な方法でチャンスは与えられてほしい。
多額の税金を投入しなくても、それぐらいのことはできそうに思えますが。

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