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百合子3選

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都知事選の結果が出ました。
小池さんの3選は十分予想できたとあって、どちらかというと話題は石丸さんの躍進と蓮舫さんの3位惨敗の方に向いていますね。

個人的に、今回の都知事選の盛り上がりは今一つと感じました。投票率自体は前回より上がってはいるのですけどね。

私は都民ですし、選挙も欠かさず行きますので、都知事選のことはずっと気にしていました。
今回は公示日以降、何の益にもならない話題(掲示板ジャックとか…)が真っ先に取り上げられ、なんだかなという状況でした。
また、テレビで有力候補の政策などを詳しく取り上げた番組も少なかったですね。
妻がいうには、お昼の情報番組などでは結構取り上げていたそうですが、時間帯的に視聴は無理でした。

選挙広報などから得られる情報は限られるので、(鵜呑みにし過ぎるのは良くないとしても)テレビ報道って重要です。
あくまでも個人的な感想ですが、今回の都知事選は争点もあまりかみ合っていなかったですし、そういう意味ではメディアも含めて争点を作らせなかった小池さんの作戦通りに進んだのかなと思います。
それがそのまま結果に出ましたよね。

さて、何の益にもならない話題と言っておきながら話をふくらませてしまうのですが、件の「掲示板ジャック問題」です。
やっていることのノリが迷惑系ユーチューバーなので、そういう時代なのかなと思って私はスルーしました。
まあ、掲示板の大半を無関係なポスターで占拠してしまうので、目立つといえば目立ちますが、そこに目を止めてしまったら負けという思いがあります。
ですので、一切スルーするというのが正しい対処かと思います。
メディアなど、もうこの問題を取り上げた時点で負けていると思います。
(とは言え、報じないわけにもいかないでしょうけど…)

こういう事件もそうなのですが、選挙制度や実施方法って時代に沿ってアップグレードした方がよいと思います。
例えば、今回の問題で改めて思ったのですが、「リアルな掲示板」って選挙で必ず必要ですかね?
そりゃあ、あれだけ設置されていれば誰でも目にしますけど、ネットが普及している現代に、お金をかけて掲示板を臨時に設置するなんて、「無駄」ですし「非効率」ですよね。

こうした「非効率」を正当化するために、「高齢者や障害のある方が分かりやすいように…」とか「広く遍く周知する必要が…」などといった言い訳がなされますが、その掲示板が悪用(目的外利用)されるようでは考えものです。

かなり強引な意見であることは承知していますが、何だって8割ぐらい普及していたら、それを前提に制度設計してくような感覚でないとダメだと思っています。
正直、私も年齢的に時代の変化についていくことが大変だと実感しています。
でも、これから長く生きていく人が「常識的な方法だな」と思えるようなやり方でやるべきです。

投票もネットを活用すべきだと思います。ネットも既に立派な社会インフラと認識されていますし、学校や公民館といった施設と同等の公共性は持っていると思います。
投票用紙は郵送せず、紙で欲しい人だけ公務所に取りに行く方式でよいです。
公示・告知などもネット経由で十分。現状はリアルでの活動が推奨され、ネットでの広報が制限されていますが、私は逆でも良いと思っています。つまり、選挙活動をネットの限られたエリアで行い、リアルでの活動(該当演説とかビラ配りとか)を制限する方式ですね。
そういう方法にしますと、街頭演説やら選挙カーでの活動を騒音と認識している人は心穏やかに選挙期間を過ごすことができます。

立候補が定数を超えたら予備選挙や事前審査を実施して、候補は5人ぐらいに絞りたいですね。候補者を5人ぐらいに絞れるなら、政策課題について討論会をして、その様子だけ中継してくれればよいです。(正直、各候補がそれぞれ述べていることは、好きにYouTubeか何かでしゃべってくれればよい)

国会議員選挙などもそうなのですが、上記ぐらい選挙をスマート化すれば、立候補した人もお金がかかりません。「選挙に金がかかる」という常識は覆されます。

今回の都知事選で明らかになったと思いますが、選挙活動を可能な限りの自由を保障する方法で実施していると、制度の抜け穴を突かれたり、悪用されたり、有象無象の候補が乱立するようなことになるのです。
むしろ、自由を捨て、限りある空間・時間の中で有用な提言をした者だけが本選挙に選ばれ、政策討論などの一発勝負で選挙に入っていった方がタイパを重要視する現代の感覚に合うのではないかと思います。

注:個人の勝手な妄想なので、本気のご批判はご容赦ください

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