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社会(地理)が苦手な子にお勧めの本

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ふと立ち寄った本屋で参考書コーナーを眺めていて、

「むっ、これはチリ太郎によいかも…」

と思って衝動買いした本

「大人も答えられない都道府県のギモン」(村瀬哲史著)

そう、東進ハイスクールの村瀬先生の書いた本です。

我が家では、月曜夜7時放映のネプリーグを録画しており、時々見ているのですが、村瀬先生の解説はとにかく面白くてためになります。
あんな先生がいたら、地理も社会も好きになりますよね。

そんな村瀬先生が書いた本書ですが、都道府県にまつわる「なぜ」という疑問を、産業や作物などの項目ごとに詳しく解説しています。項目は全部で82あり、読み応えがありますが、参考書を読むような苦痛感は全くありません。全編カラー擦りというところも、読みやすさに貢献しているかもしれませんね。

私が「すごいな」と感じたのは、単なるトリビア的な知識の羅列ではなく、中学受験に必須となる作物、産業に関連する知識をしっかり選んでいることです。
米、りんご、お茶、みかん、電照菊等、「ああ、テストに出そうね」と思われるものを扱っていますし、その知識についても、「知ってどうする」というものではなく、「受験にも大いに生かせそうだな」と思わされるものばかりです。
このあたりは、さすが予備校の人気講師が書いた本だけありますね。

チリ太郎のように、社会の暗記を苦手としているような子には、特にお勧めの1冊だと思います。
例えば、「米の産地はなぜ日本海側に偏っているのか?」、「お茶の栽培はなぜ静岡県が群を抜いているのか?」等の疑問が、ストーリーで語られています。
さすがに、「テストの記述対策になる」というほど最近の入試問題は単純ではありませんが、必須の知識をストーリーで覚えるというのは、単純な暗記を苦手としている子には良いアプローチになると思います。

チリ太郎の反応ですが、実は私、チリ太郎がこの本を読んでいるところをまだ目撃しておりません。
しかし、読んでいないのかと思いきや、私が外出している時間などに読んでいるそうです。

妻が言うには

「読んでるよ。読んでくれてるのはいいんだけど、私が動画視聴してるのに、構わず話しかけてくるから迷惑してるよ。」
「『ねえねえ、この○○が、××なんだって』とか、いちいち話しかけてくるんだよ。静かに読んでくれればいいんだがね。」

とのことで、本の中身にいちいち興奮しながら読み進めているようです。
チリ太郎と同じように社会に課題があるお子さんにはお勧めです。

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