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凡人の見る特別な世界

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また野球の話になってしまいますが…、

明日からプロ野球のオールスターゲームが開催されます。
今年は7/19バンテリンドーム(名古屋)と7/20マツダスタジアム(広島)での開催ですね。

日本の場合、オールスターブレイクまでに83試合前後を消化しているので、ペナントレースの折り返し地点よりも少し進んでいることになります。(残り60試合程度しかない)
ということで、正確には「前半」を過ぎてしまっていますが、今期の「前半」を振り返ったとき、「現役ドラフト選手の活躍」というのが印象的でした。ニュースでもよく取り上げられていましたね。

セ・リーグですと、ドラゴンズの細川選手(横浜→中日)、タイガーズの大竹選手(ソフトバンク→阪神)が出世株ですが、(失礼ながら)1.5軍と言われるような地位にいた選手が移籍後にチャンスを掴む事例が多数あり、「現役ドラフト初年度は大成功」という評価になっていると思います。

冷静に考えますと、よく「プロは厳しい実力の世界」と言われますが、単なる実力だけではなく、「チャンスに恵まれるか」「チャンスを掴めるか」という点も重要です。
一ファンとしての私の感覚でいうと、「7割くらい運とか巡り合わせじゃない?」と思ってしまいます。
古い考えに基づけば、「運も実力のうち」と言われるように、「チャンスを掴めるかも含めて実力よ」ということになるのでしょうが、私のような平凡なサラリーマンなどは、「いやいや、実力は実力で、運は運じゃない?」と感じてしまいます。
そうした点で、現役ドラフトはチャンスを少しだけ均等化するような取り組みですから、そういうところが意義深いですよね。
厳しい見方をする人からすれば、チャンスは「与えられるもの」ではなく「自分で掴むもの」なのでしょうが、私などは、そういう言葉を都合よく解釈する人たちによって埋もれていった才能もあったのではと思ってしまいます。
(つまり、従来のプロ野球界は選手に不当に厳しすぎる環境だったのではと疑っているわけです)

プロ野球の選手は、高卒なら18歳、大卒なら22歳でプロ野球界に就職し、そこから体力的、技術的にピークとなる30歳ぐらいまでが「最も成長する期間」と言えますが、机上の計算では高卒で12年、大卒で8年しか成長期間がありません。
また、「成長期間」などと言いましたが、この期間をプロ野球選手として全うできる選手はかなり限られます。(プロ野球選手の平均在籍年数は7.7年と言われているらしいです)
つまり大半の選手は、「個人の体力・技術のピーク(プロ野球選手としての完成形)を見てもらう前にクビになってしまう」わけですね。

本当に、理不尽なまでに厳しい世界です。

私が思うのは、プロ野球選手の何が厳しいと言って「この年数の中で成長してある程度のレベルになりなさい」と指定される点が非常に厳しいですね。
プロ野球に限って不幸なことは、野球界は過去の問題があって、「プロ」と「アマ」が交わることを厳格に制限していることで、今となってはこれが選手の成長を妨げる障害になっている気がします。
例えば、他のスポーツなら高校生がトッププロと同じ大会に出て力試しをするということができる場合がありますが、野球界はそれが不可能です。
プロに入る人はある程度「世代の頂点近くにいた実力者」だと思いますが、そこから、今まで経験したことのない最高レベルの世界に入り、「一定の期限までにさらに成長せよ」というのですからね。「やれる」「さらに成長できる」という計算すら成り立たず、スタートラインに立たされるという過酷さがあります。

高卒でプロ入りした選手の多くが「これは大変な世界に来てしまった」と思うらしいのですが、それはそうなりますよね。
ただ、ある意味、自分の想像するレベルを遥かに超えて成長し、かつチャンスを掴んだ人がプロ野球選手として生き残っていくと言えるのかもしれません。

それと比べれば、中高生の期間に一生懸命勉強し、レベル相応の大学に行って、就職活動を頑張り…という人生は比較的「ステップも段階的」ですし「頑張れば相応に報われる世界」と言えます。

「夢はあるけど理不尽なことも多い世界」

「夢を得るためにはリスクを取る必要があるが、それを望まなければ実力や努力に見合った待遇が得られる世界」

なんとなく、後者の方が明らかにお得だと感じてしまう私は、永遠の凡人かもしれませんね。

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