2/1PMの東京都市大付属受験については、(2/2は桐朋を受験するので無理だとしても)2/4や2/6に再受験のチャンスがありましたので、言い方は悪いのですが「気が楽」であったと思います。
マイナスな見方をすれば、我が家は最大目標であった2/1AMの駒東受験を終えた後だけに、少々浮かれた気分や、大仕事を終えた脱力感などもあったかもしれません。
これについては、「気を緩めてはいけない」なんていう掛け声だけで防げるものではないので、ある意味そうした脱力状態でも戦える学校を受験校に選んでおくことが重要だと思いました。
我が家は1日2校受験(午前・午後受験)は2/1しか経験していませんが、体力的にも精神的にも、「2校とも全力で、同じ集中力で」というのは難しいというのが実感です。
私の個人的感想ですが、2校受験は強弱をつけておく方が現実的ですね。
都市大付属の受付は駒場東邦と比較すると検温などの対応がかなりしっかりしている印象でした。
駒場東邦は複数人の体温を感知する検温システムで流れるように校舎に入っていけましたが、都市大の方は1人ずつ検温器の前で立ち止まり、「額を上げてねー」などという声掛けもされていました。
このあたりは学校の考え方なども表れるのかもしれません。
ただ、私立校の受験はどこも手慣れたもので、受験人数なりに受験者案内も非常にシステマティックに計画・準備されていて、手に余るようなやり方はしないのでトラブルが発生する印象はありません。
都市大付属の受験では校門のところで「お迎え時の案内チラシ」を配布していました。
受験者が非常に多いため、保護者が受験者と落ち合う場所を「体育館」と「アルママタホール」の2ヵ所に振り分けており、当該受験者がどちらに振り分けられるかは定時にホームページで案内されるのです。(チラシの説明を要約するとそんな感じです)
ちなみに、都市大付属構内で体育館とアルママタホールは上下に位置していて、ホールの上に体育館がある構造になっています。
さて、PM受験校へ子供を送り届けてしまうと、親の方は待ち時間に入りますのでどこかで時間を潰さなければなりません。
ちなみに、都市大付属は保護者の待機場所がありません(正確には、お迎え時間が近づくと体育館やホールが保護者の待機場所として開放されます。)ので、休憩場所を探す必要があります。
近隣でお店がある場所を探すとなると、成城学園前駅の周辺まで戻る必要があるのですが、もう1箇所、駅とは逆方面、校門を過ぎて坂を下って行った先にスーパーのサミットや家電量販店のコジマがあり、その複合施設の中に「サイゼリア」や「モスバーガー」があります。
私と妻はコジマ内のマッサージチェアに座りながら入店待ち時間を過ごした後、サイゼリアで待機しました。(少し待てば席は空く状態でした)
サイゼリアでの待機時間中、私は駒場東邦の入試問題を確認したり、駒場東邦の校門前でもらった鉄緑会のチラシを読んだりして過ごしました。
先に記事にさせていただいたとおり、私は算数が苦手で問題を見ても難易度が判断できませんので、国語と社会、理科の順に問題を確認し、時々妻と「この問題は簡単だね。こっちは難しいね。」などと話しながら過ごしました。
AM受験が終わったときのチリ太郎の様子から、私自身は
「合格の可能性はかなり高そう」
と思っていましたので、気持ち的にはかなり楽でしたし、妻との会話もチリ太郎が駒東に合格する前提でしていたような気がします。
(能天気ですね。)
チリ太郎はここでも受験番号が後の方であったため、退出の案内は本当に最後の方でした。
翌日はまだ試験が続くことから、この日は帰りの道中で夕食を食べ、帰ったらなるべく早く休ませる予定でした。
どうでもよいささやかな拘りですが、都市大付属から駅までの帰路はそれなりに込み合います。
私が下見で見つけた、近隣にある東宝の玄関にあるゴジラ像に挨拶してから帰ると、メインの通りと1本外れた裏道で駅まで行けます。(遠回りに見えて、結果としてさほど遠回りにならない秘密のルートです)