プレイバック記事を連載中ですが、気になった方もいらっしゃるかと思います。
2/1の回顧録の中に妻がちっとも登場していません。
実は、妻は2/1に別動隊としてのミッションをこなしていました。
妻のミッションは…
下北沢でカラオケの部屋を確保し、そこに昼食を運び込んでおくことでした。
妻:「立派なミッションですな。」
我が家の2/1の受験プランは、AMに駒場東邦、PMに東京都市大付属ということが早々と決まっていました。
それを想定した場合、電車での移動は「駒場東大前→下北沢→成城学園前」が有力なルートであり、そうなると乗換駅である下北沢で昼食を取るのが自然です。(お店の数も豊富です)
ただ、いかにお店の数が豊富であると言っても、昼時にお店でゆっくり食べられるかという点は不安であり、特に、「混雑したお店で体が休められるか」という点も大きな懸念点でした。
こうした課題を解消する策として私が考えたプランが、「まねきねこ作戦」でした。
<まねきねこ作戦概要>
・朝、別動隊が下北沢でカラオケまねきねこの部屋を確保
・まねきねこは持ち込みOKなので、どこかで弁当を買い、運び込んでおく
・チリ太郎と私が到着するまで待機
この作戦における別動隊は、本来、私の役目の予定でした。
妻がチリ太郎を駒場東邦まで送り、私が下北沢でカラオケの部屋を確保という予定だったのです。しかし…
妻:「なんか…、別動隊の方が楽しそうじゃないか?」
青:「えっ、そんなことないでしょ。チリ太郎に付き添う方が絶対にいい役でしょ。」
妻:「そうか。でも、別動隊なら試験を待つ間に10曲ぐらいは歌えるじゃないか。」
青:「まあ、時間的には10曲以上歌う余裕はあるよね。」
妻:「だいたい、私のことを誰だと思っているのだね。」
青:「えっ?! 誰って…、年中在宅の暇な人では…。」
妻:「まねきねこのプラチナ会員様だぞ、私は。」
青:「何それ…。」
妻:「アプリ会員で年間30回以上通ってなれるプラチナ会員は、利用料20%オフなんだぞ。」
青:「あっ、それはすごいね。1人ぶんだとアレだけど、3人利用時はかなりお得かも。」
妻:「そうなんだよ。だから、別動隊は私であるべきなんだよ。」
青:「そう? じゃあ別動隊の役、譲るよ。チリ太郎を見送る役の方が絶対いいと思うけどね。」
妻:「私としても苦渋の決断だよ。」
青:「今さら何言ってるのやら…。」
ということで、役割を交代したのでした。
駒場東邦の試験終了から駒場東大前駅まで歩き、同駅から下北沢までは2分程度。
同方向に移動する親子はおそらくほとんど同じ行先(都市大付属)だと思われましたが、下北沢でそのまま小田急線に乗り換える親子も多い中、我々は徒歩3分のまねきねこ下北沢店へ向かいました。
妻はチリ太郎の好きな唐揚げの弁当(いろいろ悩んでの「からよし」)を買って待っていました。到着から逆算して買いに行ったため、ちゃんと温かいお弁当でした。
実のところ、まねきねこに滞在していた時間は1時間少々であり、ここまでする必要があったかと思いました。
しかし、チリ太郎は座席で寝そべったり、オーダーのドリンクを飲んだり、とてもリラックスした様子でした。
せっかくカラオケもあることでしたし、チリ太郎を元気づけるために歌をうたったりしました。
と言いましても、チリ太郎はJ-ポップなど、あまり歌には興味がないようで、知っている曲がかなり少ないです。
例えば、チリ太郎が歌える曲は1曲くらいしかありません。
・栄光の架け橋(ゆず)←5年生のときにクラスのイベントで練習していましたので、一緒に歌いました。チリ太郎、声変わり期なので、歌うのに苦労していましたけどね。
その他、父から
・TRAIN-TRAIN(ザ・ブルーハーツ)
・沈丁花(DISH//)
などを歌ってあげましたが…
TRAIN-TRAINでは画面を食い入るように見ていたため、歌い終わった後に
青:「それで、TRAINって何回出てきた?」
チ:「えーとね、40回でした。」
青:「やっぱり数えてやがったか!」
沈丁花では
チ:「ああ、あの曲ね。ドラマの…。」
青:「そうそう。」
チ:「11月のこと、何も言ってなかったね…。」
と、独自の感想を述べておりました。
多分、リラックスできていたと思います。
下北沢のまねきねこは14時20分頃に出て、成城学園前に向かいました。
東京都市大付属へは、徒歩も入れて14時45分頃にに着きました。(4科受験の集合時間は15時)
2校目なので早めに現地に着くより、ギリギリまで休憩して現地での待ち時間が短くなることを意識しました。