チリ太郎の栄東受験を成績とともに振り返りたいと思います。
まずは1月11日に受験したA日程から。
○当日のチリ太郎の様子
行きの電車の中では、ずっと私のi-padでパターゴルフゲームをしていました。
参考書などの持参は一切なしです。
青ティが送って行きましたが、会場で分かれる瞬間、少し緊張しているように見えました。私は特に声をかけませんでしたが、メッセージをノートに書いて渡しておきました。
○試験中
毎休憩ごとにトイレに行ったそうです。
自分では気づいていなかったようですが、やはり緊張していたのでしょう。悪いことではありませんけどね。
また、参考書などを持って行かなかったので、やることが無かったというのもあるかもしれません。
○試験後
「テストの出来はどうだった?」と聞いても
チ:「うん、普通です。」
しか言いませんでした。
青:「普通にできたのか、出来そのものが良くも無く悪くもないのか、それだけでも教えてよ。」
と言ったのですが、
チ:「うーん、普通としか…。」
と全く会話になりませんでした。
そんなチリ太郎の成績は、
国語:67点/100点(平均64.0)
算数:80点/100点(平均57.6)
社会:34点/50点(平均34.8)
理科:44点/50点(平均32.4)
総合:225点/300点(平均188.8点)
順位:277/2223位
「東大クラス合格」
A日程は1/10受験と1/11受験で同難易度の別問題なのですが、1/10受験の平均は以下のとおりです。
国語:平均64.7
算数:平均65.3
社会:平均35.8
理科:平均33.7
総合:平均199.5点/300点
受験者:4646人
両日の比較で総合点に10点以上の開きがありますが、試験の難易度は同じにしてあることから、これは「受験者層の差」という解釈なのでしょう。
昨年も1/10受験と1/12受験で総合平均に10点以上の差があったのですが、今年と同じように合格ラインはほとんど同じでした。
以下、合格基準点です。
(2022年は両日共通)
東大クラス1年間特待合格:240点(得点率80%)
東大クラス合格:212点(得点率70.7%)
難関大クラス合格:187点(得点率62.3%)
ちなみに昨年は、
(2021年 1/10・12)
東大クラス1年間特待合格:254点(得点率84.7%)
東大クラス合格:226点(得点率75.3%) ※1/10受験は224点
難関大クラス合格:203点(得点率67.7%)
でしたので、今年度の問題は昨年より難化したといえます。
チリ太郎の成績に戻りますが、以前からの傾向どおり、算数と理科で稼ぎ、国語と社会では伸びずというところでした。
合格を取れているのであまり求めすぎてもいけませんが、80%取れれば1年間特待合格であったところ、75%にとどまったのは、
「苦手教科をつくってしまった」
ことによるのかなと思います。
教科間の得意・不得意に差がある中で、全体の80%得点するというのはかなり難しいです。得意教科で得点するにも、限界がありますからね。
A日程の試験からはそんなことを考えさせられました。
この結果を2月受験に生かしたいですね。
長くなってしまったので、東大特待Ⅰの振り返りは明日にします。