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帰還

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チリ太郎が4泊5日の修学旅行から帰ってきました。
玄関の扉が開いた瞬間、パッと光が差したように明るさが家庭に戻ります。
むさくるしい男子ではありますが、我が家においてはそんな存在なんですよね。

チリ太郎が修学旅行に行っている間、妻と二人で普段行けないお店に外食に行ったりして過ごし方を工夫しましたが、1人息子が不在の生活というのもなかなか寂しいものです。
携帯のGPSを夫婦で眺めては、「おっ、チリ太郎こんな場所に移動してるね」「スケジュール的には、○○の活動中かな」みたいなやり取りをよくしていました。
私も妻も、子離れできそうにありませんね。

チリ太郎の学校の高2の行事予定では、文化祭からさほど間を空けずに修学旅行が実施されます。
行先は2箇所あり、生徒が希望で選択するのですが、片方が海外になるケースもあります。

修学旅行のそれぞれの行先は高1の時点で選定されるのですが、生徒が候補地を複数挙げ、プレゼン、投票の上で決定されます。
プレゼンでは候補地でどのような体験ができるかなどのPRが行われるわけですが、旅費及び現地での体験にかかる費用などの兼ね合いもあるため、旅行会社の担当者さんとやりとりしながらプレゼン案を練るようです。

他の保護者の方から聞いた話では、この修学旅行の行き先選定に関わる修学旅行委員というのが割と人気がある役職みたいですね。6年で1回しか経験できないこともありますし、言うまでもなくやりがいがありそうです。

生徒に人気の役職としては、少し前に記事にした体育祭の4役も同じような感じだと思います。その他、文化祭委員とか、体育祭の審判部とか、なかなかハードな役職らしいのですが、その分やりがいがあるようですね。

このように学校行事を生徒主体で実施するような学校は、そうした行事の1つ1つについて運営する側も貴重な学習の場となっています。これは本当に「よくできているなぁ」と感心する部分なのですが、おそらく名門校と言われるような学校の多くは、同じような仕組みが学校行事の中に組み込まれていると思います。

中学受験で志望校を検討する際、「大学進学実績」や「部活動」、「施設の充実度」みたいな項目には目を向けやすいのですが、こうした「学校行事への生徒の関わり」というのは見落とされがちです。
物事を企画立案したり、評価したり、イベントの実施を取り仕切ったり。こういうことは結構高度なことですが、そういうものの一部又は全部を生徒の教育活動にしてしまうというのは、改めて考えるとものすごいことです。

これらの教育活動はおそらく大学進学実績には直結しないのですが、中高一貫の6年、勉強だけしていればよいというものではありませんからね。
人間関係を学んだり、社会問題に目を向けてみたり、趣味に没頭してみたり、あるいは自分の好きなものを探してみたり…。
様々な刺激に満ち、選択肢があり、望めば濃密な体験ができる。そういう仕組みが用意されていることは、教育面で大変意義のあることだと思います。

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