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成長する環境をどう考えるか

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本日は2月14日バレンタインデー。
そうとなれば、チリ太郎の恋愛ネタでもぶっ込みたいところですが、そんな様子も皆無です。

まあ、男子校ですしね。
よほどの事件でもない限りバレンタインは「普通の日」でしょうね。

首都圏を見渡すと、東京は都立が共学、私立の上位は別学多数。
神奈川も東京と同様の構成ですかね。
埼玉は逆に、公立のトップが別学で私立上位に共学があり、千葉は公立・私立ともに共学が多くなっています。

我が家はそういう中で中学受験をし、私立の男子校を選んだわけですが…、例えば東京・神奈川の私立志望者が共学を志望すると、そのご家庭が高偏差値校を望んだときにかなり受験校が絞られますよね。
それでも、親御さんの教育方針や受験者本人の希望で、敢えて選択肢の狭い方に進んでいくケースもあるでしょう。

男子校に入学してみると、在学中は本当にのびのびとした学校生活が送れる印象があります。
ただ、大学に進学した後に女性とのコミュニケーションをこじらせてプチトラブルということはよくあるみたいですね。OBの講演会などで笑い話としてよくそんな話を聞きますので、イメージではなく実際にそうなのでしょう。
ネットの情報などを見ても、「30代ぐらいになってようやく女性と会話するのに緊張しなくなった」という男子校卒業者の体験談を見ます。

ただ、私自身はずっと公立の共学校に通ったのですが、「女性と緊張せずに会話できるようになった」と感じたのはやはり同じく30代前半ぐらいだったように思います。
別学という環境は異性とのコミュニケーション機会という面で大きな影響を与えるとは思いますが、やはり人間としての成熟なども大きく関係しそうですよね。

共学校を推奨する親御さんのご意見でよく耳にするのが、多様性を当たり前と捉えてほしいという観点。何か物事を行うのに際して、異性の考え方を知った上で学びを進めて欲しいという考え。
これはごもっともなことで、社会に出れば必ず男女共同で物事を進めなければいけないわけです。それを学齢期から当たり前と考える環境に身を置いて欲しいという考えなのです。
昨今は共学人気と言われるような傾向もあるため、そのように考える親御さんが増えたのかなというふうに思います。

ちなみに、親としての私の考えを述べるなら、

・チリ太郎は男女問わず、他者の気持ちを推察するという点でかなり未熟
・そういう意味では、別学の中で中高生活を送った方が生徒間の交流はしやすいと判断
・何かトラブルに陥った場合も別学の方が解決が容易だろうと考えられる
・人間として成熟するのが高校卒業程度とは思わないが、少なくともそれまでの時期は「人間としての成熟・個性の完成に専念」
・自分の個性をしっかりと自覚して基盤を気づいた後に、異性と自信をもって接してほしい。(その時に「いい男」と評価されればよい)

こんなところですかね。

私らしくないネガティブな考え方ですが、「何かトラブルに陥った場合も…」という部分は親としての本音です。
生き生きとリア充生活が送れるような子供なら、学校選びもポジティブにすればよいと思います。
ただ、学校生活、集団生活にやや不安があるなら、少しだけ守りに入ってしまいますよね。

男子がいて女子がいる。
その環境は実社会を反映していますが、その実社会はなかなか厳しい環境でもあります。
ちょっとした過ちでも、6年間リカバリー不可能な状態になってしまう可能性を考えてしまうわけです。

実際、チリ太郎は中学1年生の頃はクラスでもトラブルなどがあり、クラスメートとの関係はいろいろと心配させられました。
ただ、2年生にになって周囲の理解が進み、それとともにチリ太郎も人間的に成長してきた気がします。

「チリ太郎ってこんな奴」って思ってもらえるか。
相手を理解する/される機会を作りやすいか。

この点では男子校を選択したのは正解だったのだろうと思っています。

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