1月31日、決戦の前夜。
この日のシミュレーション・リハーサルは1月11日に受験した栄東A日程で十分できていたはずでした。
しかし、1点、誤算がありました。
1月11日は前日が成人の日で祝日であり、青ティは仕事が無い日であったのに対して、2月1日の前日は平日であり、青ティは仕事のある日でした。
つまり、栄東A日程の前日には余裕を持ってできていたことが、2月1日には十分できなかったのです。
具体的には…
・前日メニューはハンバーグと豚汁に決め、青ティが作る予定でしたが、帰宅が遅くなり別メニューを妻が作ることになりました。
・前日にチリ太郎の着るものはまとめ洗いしてコインランドリーで乾かそうと思っていたところ、それもできませんでした。
・持ち物チェックのサポートを家族全員でやるつもりが、妻とチリ太郎にお任せとなってしまいました。
(↑どれも割とどうでもよさそうなことに見える…)
そんなこともあり、シミュレーションやリハーサルをバッチリやっておくことは良いのですが、それにとらわれすぎない方がよいと思いました。
当然のことながら、私自身はリハーサル通りにやるつもりでいましたが、その通りにできないとわかった時点で、「重要な点だけ押さえて8割程度実施できればいいや」と考えを切り替えました。
1/23にNN駒場東邦の最後の授業と激励会があり、この日を迎えるまでの約一週間。間の1/29にNN駒場東邦に臨時の直前イベントを実施していただいたりしましたが、チリ太郎の家庭学習はかなり振るわない感じでした。多分、1日30分以上家庭学習できた日がないくらいでした。
一方で、個別指導塾の方はコマの移動が可能であるため、1/23以降の平日には1コマ程度授業を入れておきました。
個別指導は1コマ70分なので、チリ太郎のこの時期の総学習時間は100分/日程度だったことになります。
チリ太郎は学校に通い続けていたとはいえ、16時より前に帰宅していることを考えると、とても少ない勉強時間だったと思います。
直前期、個別指導塾では教科別に駒東の過去問をやることが多かったようですが、NNと指導内容を共有しているわけではないため、重複する年度・教科の問題に取り組むことも多く、チリ太郎にとっては過去問の復習時間のようになっていました。
今思い返してみますと、いつも飄々としているチリ太郎にもプレッシャーがあったのかもしれません。
そうしたプレッシャーを黙々と勉強することで振り払う子もいれば、チリ太郎のように身動きが取れなくなってしまうタイプの子もいると思います。
黙々と勉強してくれれば「親としては安心」なのですが、もしそれができない場合、私は「最低限のことをやったら、残りの時間は楽しく過ごす」ことが次に重要だと思いました。
ですので、無理に勉強させるよりも、一緒にゲームをしたりして楽しい気分で1日を終えられるように努めました。(妻にそれが癇に障って仕方なかったようですが…)
前夜、チリ太郎が床に就いたのはいつも就寝目標にしている22時頃でした。
気分が高ぶって寝付けないことがあるかと心配しましたが、22時40分頃には眠りに入っていました。(我が家は川の字で寝ているため、いつ入眠したかわかります。)
よく、1ヶ月前だとか、2週間程度前から「朝型のサイクルに変えていきましょう」というような指導がありますが、我が家はこれは全くしませんでした。
我が家は先に記載したとおり川の字で寝ているため、1人が生活サイクルを変えるためには家族全員がサイクルを変えなければならないため、これは無理なのです。
この点、受験を終えた私の感想としては…
2/1~2/3に全部午前・午後受験を入れるようなスケジュールならば、体力を維持させるために朝型への転換をしておく必要があると思いました。
一方で、我が家のように、2/1重点であとは押さえでゆったりというような場合は、2/1だけ体力が持てば良いので、そのために朝型に転換するまでしなくてもよいと感じました。
最後に、前夜のチリ太郎の様子ですが、妻と本番に向けた荷物準備をする頃になると、気持ちに踏ん切りがついたのか、少しテンション高めで、「明日に向けて張り切ってるなぁ」という状態になりました。
もしかしたら、1/23以降の期間はチリ太郎的に、「自分の準備はもうできているから、早く本番が来て欲しい」というような心境だったのかもしれませんね。