本日は2月1日。
中学受験の東京受験の初戦であり、今日が第一志望の受験になるご家庭も多いかと思います。
大一番を迎えるところで当日の試験の出来がが気になりますが、その結果によって我が子の「勝負強さ」みたいなものも測れるかなと思います。
それはこの後の子育てのヒントになるかもしれませんね。
私は普段、「勝負強い」「勝負弱い」という言葉は軽はずみに使わないようにしています。
それは、結果だけでそれを判断してしまうと単なるレッテル貼りになってしまい、その人の本来のポテンシャルや特性を見誤ることに繋がると思っているからです。
本記事では、敢えてこの点をテーマに採り上げて、少しだけ深堀していこうかなと思っています。(ただし、いつもながらに分析は薄い)
スポーツの世界、特に、野球のようにチャンスやピンチの局面が繰り返し訪れる種目では、「勝負強い選手」というのが存在します。(その逆の選手もいます)
例えば野球の打者の場合、「得点圏打率」(得点圏に走者を置いた場面での打率)などというデータがこれを表す指標になります。
打率2割5分の打者が得点圏打率3割ならば、明確に「勝負強い打者」というわけです。
ただ、少し注意が必要なのは、投手も捕手も、失点しそうな局面では力を入れたり、配球を工夫したりしますので、得点圏打率が普段の打率を上回らないからといって、「勝負弱い打者」とは言えないという点は覚えておく必要があります。
さてさて、受験の話に戻ります。
受験の場合は間接的には「人対人の勝負」でもありますが、遭遇する局面としては試験問題との勝負、自分との勝負なので、「普段通りの力が発揮できるかどうか」をもって「勝負強さ」ととらえて問題ないかと思います。
勘違いしてはいけないのは、もともと無謀なチャレンジをしておいて結果だけで論じるのは論外ということです。あくまでも、「普段通りの力が発揮できるか」を測るべきであって、「普段以上の力を発揮せよ」「奇跡を起こせ」みたいなのはマンガの見過ぎですよね。
中学入試は人生の大一番でもありますから、合否にどうしても一喜一憂してしまいますが、我が子の特性を測る格好の機会であると思います。
ですので、単に一喜一憂するだけに終わらず、
普段通りの実力が出せたとすればその要因を、
出せなかったとすればその要因を探り、
次に生かすべきかなと思っています。
「勝負強さに関するレッテル」を貼るのは、その要因を探り、いくつか対策を講じて結果を見た後であるべきかと思います。
ちなみに我が家のチリ太郎は、試験などのペーパーテストでは普段どおりの力を発揮できるタイプです。
日常生活では生活力に乏しく、優柔不断なところもあり、決して勝負強いタイプには見えないのですが、ペーパーテストは抜群の安定感があります。
多分、ペーパーテスト(だけ)はある程度の自信を持っていて、その局面だけ思考とか判断とかが普段通りにできるのでしょうね。テスト問題の読み込みなども、後で話を聞いてみるとすごく冷静に読めていると感じます。
こうした特性はトレーニングによって向上させることもできますが、チリ太郎の場合は小さい頃からそうであったように思いますので、本人の素質によるところが大きいかと思っています。
あと、あまり無謀なチャレンジはさせてこなかったので、これまでの経験の積み上げで、自信に裏打ちされている部分も多少はあると思います。
性格面では、少し神経質なところがあって、環境の変化などに弱そうなところがマイナス。
ただ、私が思う性格面で大きなプラスがあって、それが全体的な勝負強さに繋がっていると思っています。
それは、
「根本的に自分中心な性格」
というところですかね。
チリ太郎と一緒にゲームなどをしていて気づくのですが、
・まずは自分ファースト
・余力があれば人助けをするが、自分が犠牲になってもという感じではない
・対人勝負では非情な一手を打つことに躊躇が無い
こういう性格の人は、自分以外のものに気を遣い過ぎて自分の力を発揮できないということは無いだろうなと思います。
逆に言えば、「勝負弱いと思われる人」のメンタリティとして、「人に気を遣い過ぎる優しい性格」という子がいるかもしれないなと思います。
自分で言うのもなんですが、私はどちらかというとそちら寄りの性格です。
とそこまで考えて、
我が子にはなるべく「強く逞しく」現代社会を生き抜いて欲しい。
そのためには、人生の重要な局面で失敗しない、「勝負強い」人間であって欲しい。
というのが親の願いではあるものの、
勝負弱さの要因には、その子の大切な長所も隠れていて、
強さのみを求めれば長所を犠牲にしてしまう
ということもありうる気がしてきます。
だからこそ、
原因をよく分析し、対策を練り試行錯誤することが重要であり、
その中で、その子の長所をしっかりと評価し、残してあげるようにすべきなのだと思います。
まあ、いろいろと語ってきましたが、
人生の大一番だからこそ見えるものってあるはずです。
合否なんて結果であり、表面的なものです。
親御さんは、表面的なもので一喜一憂して終わらせず、大切な我が子の将来に生かせる「何か」を感じ取ってほしいなと思います。