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親の教育価値観に影響を与えるもの その4

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本編、「私の学習に影響を与えたもの」というテーマで書き始めましたが、前振りにあたる私の思い出話が長くなってしまい、申し訳ありません。

私の小中学校時代を回顧したわけですが、ご覧になってわかりますように、私の学習・成績に影響を与えた最も大きな要因は、「人との出会い」です。
もちろん、人との出会いという面で、両親や小中学校の先生の影響も大きいのですが、私の中では、小学校時代のA君、B君、(Cさん)、そして、中学校時代の塾の先生との出会いが私の学習・成績に最も大きなインパクトを与えたと思います。
何より、単に成績を押し上げたということではなく、「勉強って楽しいな」と思わせてくれたこと、その記憶が現在にもつながっていることが私の中でもっとも重要視しているところです。

ちなみに、この小学6年生のときのクラスメート、A君、B君、Cさんがどのような学歴に到達したかに触れておきたいと思います。(あまり詳しくは書けませんが、皆さまが一番知りたいところかと思いますので。)

A君とCさんと青ティは同じ県立の地元進学校、R高校に進学。B君は中高一貫なので、県で1、2を争う進学校の私立T高校に進学しました。
進学した大学の評価については、世間一般の評価=偏差値とした場合、Cさん、A君、B君、(青ティ)の順番になると思います。まあ、文系、理系、専攻の違いなどもありますので、一概には言えないと思いますが…。

Cさんは国立大の医学部に進みました。高校時代に1年間の留学を挟み、現役で合格したと記憶しています。現在はお医者様になっているはずです。

A君は東京の有名私立大の難関学科に進学しました。世間的には自慢できる学歴のはずです。ちなみに、地方の田舎の場合、国立大信仰がより強いと言えますので、A君の進学先が東京の私立大であったのは、私の中では少し驚きでした。(東日本や関東圏に住んでいたら、頭の良い子供の一般的な進学先として理解できますが)

B君は旧帝大に進学しました。私立T高校の進学実績を考えると、中高でのB君の成績は、もしかしたら苦しいものだったかもしれません。しかし、私も子を持つ身になり、旧帝大クラスが当たり前に入れるものではないと実感するにつけ、B君の学歴も実に立派であると思います。

青ティは、前述の3人と比較するのはお恥ずかしい学歴ではありますが、青ティ家の母の「お金がないから国立大に行ってね」という願いは最低限クリアしました。現在、十分幸せな暮らしをしておりますので、OKでしょう。
ただ、A君、B君、Cさん、中学校のときの塾の先生に出会っていなかったなら、私の成績や学歴が下がることはあれども、上がることはなかったでしょうね。私はそう思います。

こうして見てみますと、あまり使いたくない言葉ではありますが、もともと「地頭の良い」A君やCさんは、地元公立校を経由しても十分な最終学歴に到達し、小学生の頃からハードワークをしたB君も、努力に見合う結果を残したと言う人もいるでしょう。
こうした「素質論」的見方をする人の見方も、私は否定しません。ただ、その子が持っている素質を結果論ではなく、小学校時点で正確に見抜けなければ、あまり意味がない考え方でもあります。

少々話がズレました。本筋の「私の学習に影響を与えたもの」に戻ります。

私にとって、小学校時代のA君、B君、Cさんとの出会いや、中学校の頃の塾の先生との出会いは、自分の人生において欠かすことのできない出会いであったとの思いがあります。
ですので、私がチリ太郎の人生を考える上では、「よい影響を与える友人や指導者と出会って欲しい」という思いが一番にきます。

だだし、皆さまご存じのとおり、親が子供の友達を選別するなんてことはできませんし、仮にできたとしても、その友達が我が子にプラスの影響を与えてくれるかまでは読めません。
また、指導者については選ぶことが可能ですが、塾に様々な形態がある中で、そんなに都合のよく先生を選べません。(予備校くらいになると、先生とかも選べるのかな…)

そうして考えますと、親のできることって、自分の価値観に沿って、「なるべく確率を上げる」くらいしかありません。
私の経験や価値観に基づくと、チリ太郎の教育方針は以下のようになります。

・チリ太郎がよい友達と出会うためには、都立中高一貫校の方が一定以上の学力があり、確率が高そう。
・都立中高一貫校には、チリ太郎の知的好奇心を刺激するような、面白い生徒がいそう。
・指導者については、近隣によい先生がいれば、入塾させたい。
・できれば個別指導塾がよいと思う。
・指導者については、都立中高一貫校の先生も大いに期待できそう
・指導者については、チリ太郎が成長して行動範囲が広くなった時、自分で見つけさせてもよい。

また、私の小学生時代のクラスメートには大変失礼な話かもしれませんが、中学受験をしたB君が、最終学歴でA君やCさんを上回らなかったことが、私の心のストッパーになっている点も否定できません。
チリ太郎に私立中学の受験までは望まない理由はそこにあると言えます。(A君、B君、Cさんが、私の知らないところでどんな努力をされたかは全く無視した見方ですので、大変な失礼な考えであることは承知しております。)

そんなわけで、大変長くなってしまい恐縮ですが、私という人間の価値観をご理解いただく上で、私の生い立ちなどを長々とお話させていただきました。
チリ太郎とともに、私の人生も現在進行形でありますので、今後、どのように考えがかわっていくかわかりませんが、そうした考えの変化についてもブログにつづっていきたいと思っております。

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