後期に入ってしばらくたちますが、そうした節目を超えたからといって子どもが急に眼の色を変えて頑張りだすなんてことは少ないと思います。
他の方のブログを見ると、
おそらくS偏差値65レベルと思われるような子は、昔も今も順調に淡々と勉強を続けている印象です。
そういうのを見て、
「あと5ヶ月切ったし、この子みたいに」
と意気込んでみても、うまくいきません。
少々問題ある物言いになってしまいますが、
そういうところが偏差値という結果になって表れているのかもしれません。
チリ太郎、後期NN授業開校以降もゲームやりすぎの日連発で、毎日妻と喧嘩の日々です。
夜遅くに帰宅すると妻の機嫌は悪いは、チリ太郎はグダグダしているはで、勉強どころではありません。
まさに、S偏差値58のリアルとでも申しましょうか。
平日に3時間以上もゲームをやっていますので、さすがの私も擁護できません。(本当に、勉強しないなぁという印象です。)
そんなとき、私のやることは2つ
・家族の雰囲気が良くなるよう働きかける
・チリ太郎と改善に向けたコミュニケーションをとる
です。
1つ目ですが、
勉強するにしても、家族の雰囲気が悪いのでは効果が薄いです。
また、家族の雰囲気が良くなれば、自然に勉強時間も増えるという面があると思います。(いずれも個人的な考えですが)
そうした面を見越して、まずは勉強する・しない以前に、大前提となる家族の雰囲気をなんとかします。
怒り心頭の妻には冷静になるよう語り掛け、拗ねているチリ太郎には励ましの言葉をかけ、少し冗談も交えながら家族が会話できる雰囲気をつくります。
2つ目ですが、
これも勉強どうこうは二の次で、チリ太郎にどういう子に育ってほしいかをこの機会に身をもって示します。
私はチリ太郎にどんな子に育ってほしいかと問われたら、
「何か問題が起きたとき、知恵を働かせて解決を試みる子になってほしい」と答えています。
ですので、普段から何か問題事が起きたときに、
叱った上で、「謝罪」、「反省」、「行動で示す」といった日本的プロセスを踏ませるのではなく、
「さあ、何かいい方法を考えよう。これからのことを考えよう。」
というふうに「何らかの工夫で解決できる」と声掛けし、「考えること」を促すようにしています。
それが、私の家庭教育法です。
今回も、私とチリ太郎で話し合い、学校から帰ってきたらミニ計画表をつくることを決めました。
まだ、1日しか運用していませんが、妻の機嫌も直り、私もほっとしています。