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初のオーキャン(東京科学大学)

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8月6日、チリ太郎と東京科学大学のオープンキャンパスに行ってきました。

東京科学大学は医歯学系(旧東京医科歯科大学)と理工学系(旧東京工業大学)でオープンキャンパスの開催日や会場が異なりますが、我々が参加したのは理工学系のオープンキャンパスです。

会場となる大岡山キャンパスは東急目黒線の大岡山駅を降りて目の前にあります。
鉄道の駅で○○大学前という駅名はよくありますが、大岡山キャンパスの場合は本当に徒歩1分もかからない(駅の出口を出て目の前の)場所にありますので、世の中のどの「○○大学前駅」よりもアクセスが良いのではないかと感じる程でした。

私は地方大学の出身なので、都内の大学などは国立大学でも皆狭苦しいキャンパスなのだろうと思っていました。しかし、そんな私の(曇った)目から見ても、大岡山キャンパスはなかなかの広さ。加えて、建物や施設、キャンパス内の通路も整然と整備されており、すごく居心地が良さそうだと感じました。
東京科学大学の理工学系には6つの学院(理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境社会理工学院)がありますが、キャンパス内は概ね学院ごとにゾーニングされた地区のようになっていて、初見でもあまり迷うことはありませんでした。

科学大のオープンキャンパスは、事前申込が必要なプログラムと、事前申込が必要でないプログラムに分かれており、さらに言えば、事前申込が必要なプログラムは高校生・受験生対象のものと、一般参加も可能なものに分かれていました。
事前申込のプログラムはなかなかの激戦で、中学受験の学校見学の申込を思い出しました。
100%希望のものに申し込めたわけではありませんが、チリ太郎の興味がありそうなところに私が申込をしておきました。
チリ太郎の興味がありそうな分野というのは、親の私が見た感じでは先の6つの学院のうち、「理学院」と「物質理工学院」あたり。念のためチリ太郎にも確認しましたが、大きくは外れていませんでした。

オープンキャンパス自体の開催時間は9時~16時まででした。我々は10時から15時半までの間に、事前申込のプログラムを3つほどとポスター展示を見て回りました。
プログラムは体験型(ワークショップ)、講義型それぞれありましたが、高校生・受験生限定のプログラムについても「あっ、保護者さんですか。是非中で聞いていってください」などとお誘いいただいたので、ちゃっかりと近くでお話を聞かせていただきました。

正直、理系の大学で研究していることなんて、私の頭では理解できません。
ただ、今回はオープンキャンパスということで、説明のレベルを高校生程度まで落としているので、私でも楽しく拝聴することができました。
チリ太郎はポスター展示なども丁寧に眺めていましたが、こちらの方は研究発表に近い形式なので、難易度が相当高く、興味を持とうにもなかなかハードルが高い印象がありました。

ただ、ポスター展示の中の研究室の紹介的な部分では、有名企業への就職が例示されていたり、学生への指導力をPRするためか学生の受賞歴が掲載されていたりして、そういう部分は普通のおじさんでも関心を持てるところでした。
その場でチリ太郎にも話したのですが、在学中の指導を熱心にしてくれるとか、院を出た後の就職をしっかり面倒見てくれるとか、そういうのは本筋を外れているように感じられるかもしれないけど、大切なことです。
研究のレベルが高い、研究環境が整っている、自分の興味のある研究内容に取り組んでいるというところが本筋かもしれませんが、学生も戦力になるようにしっかり指導してくれたり、そこまで育てた学生を次の活躍の場に繋げてやるということが無かったらどうなってしまうか?
大学は研究機関でもありますが、教育機関としての評価も忘れてはいけません。

そうそう、オープンキャンパスに行ったなら学食も経験したかったのですが、今回は難しかったです。
キャンパス内にある施設はほとんど激混みで、それを緩和するためにキッチンカーも出店されていましたが、猛暑の中で列に並ぶ気力も湧かずでした。
入口近くのエクセルシオールカフェが一番空いていたので、そこで手早く済ませました。(それでも並びましたけどね)
学食を経験するなら、子供がプログラムに参加している間に親が別動隊で学食の列に並ぶなどしないと、かなり時間をロスしてしまいそうでした。

そんなこんなで、チリ太郎の初のオープンキャンパス参加を終えましたが、私の方からチリ太郎に根ほり葉ほり感想は聞かないことにしました。
チリ太郎はもう高1ですし、今回の経験は確実にチリ太郎の記憶に残ったと思います。もう少し時間をおくなどして、比較する対象ができたり、議論するテーマなどができたときに、「あのとき参加した科学大のオーキャンでは…」みたいな感じで、それとなく話題に出すのが、今のチリ太郎に合った対応かなと思っています。

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