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駒場東邦中学の学校説明会の感想

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10/18に駒場東邦中学の学校説明会に参加してきました。
私、直前まで大きな勘違いをしており、「学校見学会」だと思い込んでおりました。ですので、決められた時間の中で早く着いた人から30分くらい学校見学をして帰るのだと思い込んでおりました。

そんなわけで、学校に到着したのは開始時間を数分過ぎていました。(道を間違えたのも痛かったです。)

学校見学会だと説明して連れてこられたチリ太郎は、予期せず1時間以上の学校説明を聞くことになりました。
私は「しまったなぁ」と思いましたが、5教科学習内容の説明や、進路指導、生徒指導、学校行事の説明など、先生方のお話がなかなか面白く、子供にもわかりやすい内容でしたので、チリ太郎もなんとか持ちこたえることができました。

学校見学は決められた順路を各自で回る方式でした。
チリ太郎は順路図を片手に張り切って案内してくれましたが、廊下に貼られた順路テープに沿って進んでも大丈夫でした。

駒場東邦はこの9月から校庭が全面人工芝になり、先生も「是非ご覧になっていってください」とおっしゃっていました。
他の学校もそうですが、私立校はどこも、私が思っていた以上に施設の拡充に積極的で驚かされます。
僅かな補助金で運営している公立学校にはなかなかマネのできないところですが、そもそも、教育ってお金がかかるものですし、お金をかけるべき分野だと思うのです。
その面では、私立校の方が私の考え方に合っているという気もします。

施設見学では、体育館、プール、図書館、柔道場、剣道場、特別教室等、ほぼすべての施設を見学させていただきました。
感想を簡潔に書いておきます。

・建物はそれなりに年季が入っている。(私立学校だからって、みなピカピカってわけではない)
・敷地も、都心にしては広いが、郊外の私立学校と比較すると、驚くほど広いということはない。
・若い先生が多い。
・備品類の充実度合に感心する。例えば、技術室に3Dプリンターやレーザーカッターなどがあったりして驚いた。また、顕微鏡などの理科実験機器も、分割少人数授業で1人1台使える台数を備えている。
・社会科室で生徒さんの調べ学習の成果などが展示されており、興味深かった。
・物理実験室で、担当の先生が子供が喜ぶしかけをたくさん用意してくれており、滞在時間が長くなった。

チリ太郎も、学校見学は楽しかったみたいです。
社会科室の生徒の学習成果もじっくり見ていましたし、生物・地理、化学、物理の実験室では、実験機器や紹介パネル、先生が用意してくれた体験展示などを楽しんでいました。
私と同じように、特別教室の備品の充実度にも驚いていましたね。

駒場東邦中学・高校の総合的な感想をまとめておきたいと思います。

・カリキュラムの面では、数学は文系・理系関係なく一通りの内容を最後まで学習させるので、数学に力が入っている。
・一方で、国語学習の時間も数学以上に確保されており、理系偏重ということはない。
・大学入試を見越して、よく練られたカリキュラムになっており、学習の定着度も小テストでマメにチェックするなど隙がない。
・大学進学という目的に対しては、とても面倒見がよいという印象。

似た偏差値帯で、前日に後援会を聞いていたので、武蔵と比較してしまいますが、対照的な印象がありました。
どちらの学校でも、自学自習の力をつけるという点や、思考力重視という面で、重視するものに共通する点があるのですが、学校の全体的な印象はかなり異なります。

やっぱり、学校説明会や見学会は参加してみるものですね。

ちなみに、帰宅して夕飯時に、

「チリ太郎、おかさんに今日の学校見学のことを教えてあげて」
と促したところ、

・上着を着ていったけど暑かったから脱いだ。
・物理実験室でいろいろ遊べて楽しかった。
・中高で勉強する内容は難しそうだった。
・建物が5階建てだった。

という、極めて薄い内容の感想で、これにも驚きました。
言葉にできない気づきはもっとたくさんあったと思うのですが、そういうことがスラスラ出てこないあたり、国語が苦手なチリ太郎らしくもあります。

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