早稲アカ主催、武蔵講演会の感想

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10/17に、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで早稲アカ主催の「武蔵高等学校中学校講演会」を聞きに行ってきました。
午前中の比較的早い時間の開催でしたが、会場は満席近かったです。また、会場は7階の会議室だったのですが、4階にもサテライト会場が用意されていたようで、私が目にしたよりも参加者はずっと多かったはずです。

会場がかなり縦長で、私は後の方の席でしたので、講演で使用していたスライド等はほとんど見えませんでした。
しかし、十分な手持ち資料をいただきましたので、講演は聞いているだけでも大丈夫でした。

ちらほらとお子様連れでいらっしゃっている保護者さんもあったのですが、講演の内容は完全に保護者向けでしたので、子供には難しかったと思います。
帰りに、「じちょーじこー(自調自考)の話以外ほとんどわからなかったよー」と話しているお子さんがいて、微笑ましかったです。難しい話を75分も聞いていられるのですから、さすが中学受験を目指すお子さんですよね。チリ太郎には絶対に無理だと思います。

さて、講演を聞いた感想のみ書いておこうと思います。

・敷地は広くて自然豊かな環境。自由で穏やかな学校生活が送れそう。
・教育内容は非常にアカデミックな雰囲気。子供に知的好奇心を抱かせるという意味では最高であるが、大学受験を重視する視点では少し不安がある。
・敷地内を川が流れ、川の反対側は武蔵大学のキャンパスという立地。高大連携の面でも利便性が高く、アカデミックな雰囲気はこういう立地による影響もあるのかなと感じた。
・OBは教育界などでご活躍の方が多い。

講演の最後の30分を使って、事前に募集していた質問に対する回答が語られました。
中には、「近年は進学実績が低迷しているようですが、どうお考えですか。」というような質問があり、校長先生も苦笑されていました。
しかし、これに対する答えは大変重要なポイントだと思いましたので、少し詳しく書いておきたいと思います。

まず、校長先生は東京大学への進学実績などが世間の比較対象になっていることに触れ、武蔵では「10年先を見越した教育」を目指しているため、「目先の数字を求めるようなことはしてこなかったし、これからもしない」と明言されました。
しかし、間もなく創立100周年を迎える武蔵の「新生武蔵のグランドデザイン」の中では、「生徒の進学希望に応える」ことに力を入れることが示されており、「結果として、数字が伸びることはあると思う」とおっしゃられていました。

学校紹介動画や出版物などを見ますと、武蔵の穏やかでアカデミックな雰囲気が、近年の大学入試争い、学歴主義にマッチしていなかったのは明らかだと思います。また、武蔵がそういう風潮に迎合してこなかったことも事実でしょう。
しかし、新生武蔵は「生徒の進学希望に応える」とおっしゃられるわけですから、武蔵生が自分の将来のために東大への進学を希望したなら、それを学校が全力で支援するということです。
このあたり、校長先生がおっしゃられるように、「結果として(東大への)進学実績が伸びる」可能性は大いにありそうです。

最後に、受験生の親目線で少し苦言を。
講演時にいただいた、「武蔵高等学校中学校byAERA」という書籍は、資料請求をすると無料でいただける書籍ではありますが、OBが様々な角度から武蔵を語る貴重な学校紹介資料だと思います。
しかし、登場するOBの卒業年次が古すぎますね。
もちろん、素晴らしい経歴を有するOBがいるということは、それはそれで意味があります。
しかし、受験生の保護者が知りたいのは、どちらかと言えば「武蔵の今」です。
自分の子供が入学して、大学を卒業した後のことをイメージしやすいよう、もう少し若い世代のご活躍も取り上げたほうがよかったかなと思います。

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