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チリ太郎の2年1学期

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チリ太郎は1学期の終業式を終え、夏休みを満喫しております。
もともと、期末試験後の試験休みに入った時点で実質的な夏休みですけどね。

試験休みの時点では数学の宿題だけが出ていて、夫婦で口を揃えて

妻青:「早めに片づけた方がいいよ。終業式で他の教科の宿題も出るのだろうから」

と声掛けしていたにも関わらず、1日15分~30分、やったりやらなかったり(基本的に、声掛けをしないとやらない)しながら試験休みを終えてしまいました。
数学の宿題は80問ほどあるらしいのですが、ここまで見ていると15分~30分で解ける問題数は1問~2問というところ。

青:「このペースじゃ数学の宿題すら終わらない…」

夏休み期間、校外宿泊学習や家族旅行、部活動や部活動の合宿と、予定は結構入っているのですよね。
さすがに中2になって、そのあたりの加減(宿題が終わるか終わらないか)がわからないなんてことはないはずですが、どこまでもマイペースを貫くチリ太郎です。
焦るのは親ばかリですね。

さて、そんなチリ太郎の1学期の成績です。

ざっと見て、詳しく1年次の成績と比べてはいないのですが、

青:「上がってる感じがする…。」

妻:「本当だ」

チリ太郎は理科1分野と数学を得意としており、社会が全般的に弱いという傾向があったのですが、国語と英語の成績が1年次よりも少し上がっている印象でした。

青:「チリ太郎、頑張ったじゃん」

チ:「うん」

妻:「いや、頑張ってはいない」

青:「まあ、確かに家庭学習はイマイチだけど、結果は出しているからね。今のペースで間違ってはいないということじゃないかな」

妻:「そうかもしれないけど、もっと頑張ればすごい人になれるかもしれないじゃないか」

青:「まあね、傍から見ればそう思うところだけどね。多少の余裕を持っておくというのも必要なことかもしれないしね」

確かに、現状で「トップクラスの成績」というわけでもなく、上昇する余地はいくらでもあるのです。それを考えると、親の欲目というのですかね、「もう少し勉強時間を増やせば…」と思ってしまうものです。
しかし、一方で人間は目的もなく上を目指そうとは思わないものです。
チリ太郎が、「まあ、これくらいかな」と思っているうちは、自発的にさらなる努力をしたりはしないでしょう。

もう2年もすれば、「これではダメかもしれない。もう少しやらなければ」と感じるシーンもあるでしょうから、結局は、そういう焦りを感じるようになってからですよね、中高一貫校の勉強というのは。

チリ太郎の成績表と期末試験の答案を見ていて、私は教科の成績以上に別のことを褒めておきました。

青:「チリ太郎、めっちゃ字が綺麗に書けてるじゃん。小学生の時は汚い字だったのに、すごく丁寧で読みやすい字になってるよ。これは素晴らしいことだから、ずっと続けて行ってね。今は書くのが遅くても気にしなくていいよ」

チ:「うん」

チリ太郎、学校の授業や1年次に通っていた鉄緑会では、「板書をノートに写すのが追いつかない」という話をよく聞いていました。
その時は「全部を書き写そうとせず、要点だけでもいいんだよ」
というふうに声掛けしていたのですが、おそらく、字を丁寧に書いていたのでスピードが足りなかったのでしょうね。
でも、親が驚くほど丁寧な字に変貌していたので、丁寧さを犠牲にしてスピードを上げる必要は無いと思いました。

私の経験ですと、小学校1~2年で字を習う段階では、子供はみな丁寧に字を書くのですが、ある程度書くことに慣れてくると、「早く」書こうとして乱雑になり、字が汚くなっていきます。(特に男子)

チリ太郎のように、中学校に上がってから字が綺麗になるというのも珍しいなと思っています。
何か心境の変化でもあったのか聞きたいところですが、どうせまともな答えは返ってこないと思うので、褒めるだけにしておきました。

小学生の頃のように、親が全てを把握管理なんてできません。
少しずつ、親の知らないところでも何かを吸収し、チリ太郎なりの成長を遂げていくのでしょうね。

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